魚の四季

著:末広 恭雄 装丁:菊地 信義 装画:宍田 利孝
定価:418円(本体380円)

水ぬるむ小川の芹に戯れ遊ぶフナは春を、雲の峰続く水平線の彼方に泳ぐカツオは夏を、夕陽射し込む砂泥に群がるハゼは秋を、吹雪にかすむ信濃川のぼるサケは冬を、それぞれ画いてあまりある「魚の四季」。魚の画く四季、それは色とりどりで、時に明るく時に暗く、喜びもありまた悲しみもある。花は四季に咲き替り、鳥は四季に鳴き移り、魚もまた色とりどりで、四季の去来が美しい……。日本人と魚の関わりを語る珠玉エッセイ!


日本人と魚の縁.お魚博士の珠玉のエッセイ花は四季に咲き替り,鳥は四季に鳴き移るが,魚もまた流れる水,打ちよせる波,海原渡る風とともに四季の去来が美しい .魚の画く色とりどりの四季を味わう.

魚の四季

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