げたばき物語

著:半村 良 装丁:菊地 信義 装画:大久保 浩
定価:380円(本体345円)

下町生まれで、その風土習慣によって育てられた著者は、35歳で作家へ転身した。それまでに問屋の小僧、水商売、旅館経営、広告代理店員などと、職を変えながら、人生の表裏を見、かつ味わってきた。小説とは、いかに上手に嘘をつくか、だという。その自称「嘘屋」が自身をふり返り、創作の秘密や独特の下町精神を、赤裸々な告白(嘘?)で綴った好エッセイ集。半村作品の秘密を明かすファン必読の書。


いかに壮大に嘘を語るか.半村作品の舞台裏下町生まれの江戸っ子が,バ-テンダ-,広告マン等職業遍歴を重ねたあと,骨っぽくひらき直って,嘘を書き生活してやろうかと考えた.創作秘話を語る好エッセイ

げたばき物語

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