QED 鬼の城伝説

著:高田 崇史
定価:902円(本体820円)

桃太郎に虐げられし、鬼たちの慟哭(どうこく)が聞こえる!
「QED」シリーズ第9弾!!

岡山・吉備津神社に今も伝わる、占ト(せんぼく)「鳴釜神事(なるかましんじ)」。大和朝廷によって退治され、土中深く埋められた鬼神――温羅(うら)の首が、釜を唸(うな)らせて人の吉凶を告げるという。一方、これとは逆に、総社(そうじゃ)市の外れ、鬼野辺(きのべ)家に先祖代々伝わる大きな釜には、鳴ると凶――主(あるじ)が死ぬという言い伝えがあった。そして……、不吉の釜が鳴り、土蔵に長男・健爾(けんじ)の生首が!?旅の途中、事件に遭遇した崇(タタル)は、事件の核心“桃太郎伝説”の騙(かた)りを衝く!

QED 鬼の城伝説

※この製品は、品切重版未定となっております。

書店在庫を見る