明治日本美術紀行 ドイツ人女性美術史家の日記

著:フリ-ダ・フィッシャ- 訳:安藤 勉
定価:1,045円(本体950円)

訪日5度、滞日延べ10年余――ケルン東洋美術館の生みの親フリーダ・フィッシャー。彼女は、竹内栖鳳、黒田清輝、井上馨、田中光顕、住友吉左衛門、根津嘉一郎、原三渓ら美術家・蒐集家と交流して日本美術への認識を深め、それらを育んだ日本人の気息に触れんと努めた。本書は彼女の日本日記であり、近代日本美術界の消息を伝える貴重な資料でもある。待望の書、初の全訳成る。


訪日5回、滞日延べ10年余!
日本美術に魅了された女性の日記
ケルン東洋美術館創設への足跡を記す

訪日5度、滞日延べ10年余――ケルン東洋美術館の生みの親フリーダ・フィッシャー。彼女は、竹内栖鳳、黒田清輝、井上馨、田中光顕、住友吉左衛門、根津嘉一郎、原三渓ら美術家・蒐集家と交流して日本美術への認識を深め、それらを育んだ日本人の気息に触れんと努めた。
本書は彼女の日本日記であり、近代日本美術界の消息を伝える貴重な資料でもある。待望の書、初の全訳成る。

わたしたちは……東アジア人の特質、民族性、風俗習慣、それに欲求について知り、東アジア美術がひとびとに何を語りかけているのか、現地に身をおいて神髄をとらえようと考えた。その国のひとびとと交わり、芸術を目で見て、皮膚に感じ、具体的な技法はもとより、芸術作品を生み出す心性や気息というものを知りたいと願ったのである。――(本書「まえがき」より)

明治日本美術紀行 ドイツ人女性美術史家の日記

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