源氏物語 湖月抄(中)
「初心の人のたすけ」という眼目のもとに収取された諸注は、試みにここに用いられている諸書のそれぞれ原本に当たって検討してみるとき、いかに卓越した眼識のもとに適切な取捨選択がなされているかをあらためて実感することができる。まさに精選された諸注が、本文の傍注・頭注としてきわめて読みやすく按配(あんばい)されている本書は、注釈のための注釈ではなく、本文を味読するための理想的な注釈書である。(まえがきより)
「初心の人のたすけ」という眼目のもとに収取された諸注は、試みにここに用いられている諸書のそれぞれ原本に当たって検討してみるとき、いかに卓越した眼識のもとに適切な取捨選択がなされているかをあらためて実感することができる。まさに精選された諸注が、本文の傍注・頭注としてきわめて読みやすく按配(あんばい)されている本書は、注釈のための注釈ではなく、本文を味読するための理想的な注釈書である。――(秋山虔氏「まえがき」より)
![源氏物語 湖月抄(中)](https://cv.bkmkn.kodansha.co.jp/9784061583153/9784061583153_w.jpg)
書店によって取り扱いがない場合もございますので、あらかじめご了承ください。電子書籍での価格は紙の本と異なる場合がありますので、詳しくは各電子書店でご覧ください。