紅の幻影(勝海舟の殺人)

著:斉藤 栄 解説:影山 荘一 装丁:亀倉 雄策 装画:南 正雄
定価:380円(本体345円)

浴槽の中に浮いていた水野昇の遺体は、解剖の結果、事故死として処理された。だが、事件を予感したひとりの捜査官は、この作家志望の男の遺稿に目を通し、完璧に仕組まれた犯罪の痕跡を嗅ぎつける。美貌の作家夫人殺害の犯人を推理する、遺稿に隠された重大な事実とは? 遺稿を第一部として完結させながら、第二部につなぐ異色の構成をとる長編推理。

紅の幻影(勝海舟の殺人)

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