憲法くん

作:松元 ヒロ 絵:武田 美穂
定価:1,760円(本体1,600円)

「こんにちは、憲法です。70歳になりました。わたしがリストラされるといううわさを耳にしたんですけど、ほんとうですか」そんな科白からはじまる、芸人・松元ヒロ氏のひとり芝居『憲法くん』の舞台を、平和を愛してやまない絵本作家・武田美穂氏が絵本に仕立てます。憲法改正の動きが急な状況のなかで、本書は静かに、心をこめて、「日本国憲法」の大切さを訴えます。


■芸人・松元ヒロさんをご存知ですか
政治風刺のコントで人気を博したコント集団「ザ・ニュースペーパー」で活躍後、1998年に独立しました。それ以来、時の政権に批判的なネタを舞台にかけ続け、全国を飛び回っています。作家井上ひさし氏、落語家立川談志師、放送作家永六輔氏らが、はやくからその才能に注目し、応援を続けてきました。
■ひとり芝居「憲法くん」をご存知ですか
日本国憲法施行から50年目にあたる1997年の初演以来、松元ヒロさんが機会があるごとに演じているのが「憲法くん」です。日本国憲法を人間に見立ててユーモラスに描き、その大切さを訴える8分ほどの短いネタですが、最近は「憲法くん」を演ってほしいという要望がとても多くなってきたといいます。
■「憲法くん」が絵本化されたわけ
絵本作家の武田美穂さんも、松元ヒロさんの舞台を観つづけている古くからのファンのひとりです。今回、絵のお願いをさしあげたところ、ふたつ返事でご快諾いただきました。

憲法くん

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