たとえば、せかいが ゴロゴロだったら

作:高畠 那生
定価:1,540円(本体1,400円)

独特のセンスがくせになるユーモア絵本で、子どものみならず大人にもファンが多い、高畠那生氏の新作です。
 お話の舞台は、地球のどこかにあるといわれる、「ゴロゴロ島」。なんと、驚いたことに、ゴロゴロ島に住む人々はみんな「ゴロゴロ」しているのです! もちろん、ゴロゴロと言っても怠けているわけではなく、この島では生活のすべてを寝転がって行う、ということです。
 テレビを観ているときも、ご飯を食べているときも、学校に行くときも、授業中も、仕事中も、スポーツですら、みんなゴロゴロしながら行うのです。そんなふしぎでおかしいゴロゴロ島に住む、ふとん屋さんを営むユックリーノ一家が、本作の主人公。一家の1日の行動を追うようにお話は進み、同時にゴロゴロ島はどんな島であるかも紹介していきます。
 ラストには「まさか!」の展開も待ち受けており、ゴロゴロ島の細かな描写など、大人も楽しめるギミックも満載。テキストも少ないので、お話会にもぴったりです。(4さい~ 「島」のみ漢字使用・ルビ付き)

たとえば、せかいが ゴロゴロだったら

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