石田三成

著:桑田 忠親 装丁:亀倉 雄策 装画:倉橋 三郎
定価:374円(本体340円)

石田三成にまつわる陰湿なイメージは、江戸時代、幕府御用学者によってでっちあげられた虚像である。では、三成という武将のまことのすがたは、どのようであったのか? ――「士は己れを知るものの為に死す」との真の武士の信念を常に肚に収め、故・秀吉の信頼と恩顧にこたえて、大敵・家康に挑み殉じた、三成の生涯と実像を描く会心作。


「士は己を知るもののために死す」と信じ、豊臣家のために滅私奉公の限りを尽くし家康に挑戦した石田光成の、戦国武将としての生きざまを時代の流れの中にさぐる。碩学・桑田忠親が従来の光成像をくつがえす歴史読物。

石田三成

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