焼酎の科学 発酵、蒸留に秘められた日本人の知恵と技

著:鮫島 吉廣 著:髙峯 和則
定価:1,100円(本体1,000円)

魅惑の酒、焼酎の七不思議に迫る。

身近な存在ながら、じつは非常に特殊な蒸留酒、焼酎。
どんな原料でも焼酎にできて、蒸留酒なのに新酒でも旨く、健康にも良い。
蒸留すればただの「湯気の集まり」のはずなのに、さまざまな個性的な風味も持っている。

歴史的・文化的背景、酒造りの技、酵母・麹の働き、「風味」の決め手、健康への寄与、飲みかたで変わるおいしさ――
今や世界から注目を集め、国酒にも認定された焼酎には、
清酒を造れなかった九州地方の人々が生み出した知恵と技が詰まっている。
知るほどに驚く、焼酎の世界へご招待します。


・前割りするとまろやかな味になるのはどうして?
・なぜ、どんな原料でも焼酎にできるのか?
・香りを嗅ぐだけでも良い? 蒸留酒なのに身体によい理由とは?
・血栓を溶かす? 血糖値が上がりにくいって本当?
・どうして最近の芋焼酎は臭くなくなった?
・たった0.2%の成分が、焼酎の風味を決めている?
・蒸留酒なのに新酒でもおいしく飲めるのはなぜ?
・おいしいお湯割りはどうやって作ればいい?
・高い温度で発酵させるのに腐らないのはなぜ?
 ――本書を読めば、その答えが分かります!

〔主な内容〕
プロローグ 焼酎に秘められた「七不思議」 ――神秘的な酒、本格焼酎の魅力
第1章 焼酎500年の旅 ――その歴史から見えてくる日本独特の酒文化
第2章 本格焼酎を知るための基礎知識  ――発酵、麹、酵母とはなにか
第3章 焼酎ができるまで ――麹の力、杜氏の技、蒸留と熟成の科学
第4章 最大の謎「風味」の科学 ――何が焼酎の味を左右するのか?
第5章 健康を考えるなら焼酎 ――のんべえに優しい魅惑の酒
第6章 読むほどに旨くなる飲み手の流儀 ――おいしさを科学する

焼酎の科学 発酵、蒸留に秘められた日本人の知恵と技

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