
マイページに作品情報をお届け!
オリンピックの身代金(上)
オリンピックノミノシロキンジョウ
- 著: 奥田 英朗

小生、東京オリンピックのカイサイをボウガイします――兄の死を契機に、社会の底辺というべき過酷な労働現場を知った東大生・島崎国男。彼にとって、五輪開催に沸く東京は、富と繁栄を独占する諸悪の根源でしかなかった。爆破テロをほのめかし、国家に挑んだ青年の行き着く先は? 吉川英治文学賞受賞作
「東京だけが富と繁栄を享受するなんて、断じて許されないことです。誰かがそれを阻止しなければならない。ぼくに革命を起こす力はありませんが、それでも一矢報いるぐらいのことはできると思います。オリンピック開催を口実に、東京はますます特権的になろうとしています。それを黙って見ているわけにはいかない」――本文より――
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2014年11月14日
ISBN
9784062779661
判型
A6
価格
定価:880円(本体800円)
ページ数
480ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2015年10月09日
JDCN
0627796600100011000E
初出
2008年11月に角川書店より単行本として、2011年9月に角川文庫として刊行されました。
著者紹介
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。第2作の『最悪』がベストセラーとなる。続く『邪魔』が大藪春彦賞を受賞。また、2004年には『空中ブランコ』で直木賞を、2009年には本書『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞した。その他の著書に、『東京物語』『イン・ザ・プール』『マドンナ』『ララピポ』『ガール』『町長選挙』『家日和』『無理』『純平、考え直せ』『我が家の問題』『噂の女』『沈黙の町で』などがある。