他界

著:金子 兜太
定価:1,430円(本体1,300円)

「他界」は忘れ得ぬ記憶、故郷――。なにも怖がることはない。あの世には懐かしい人たちが待っている。俳句界の最長老にして、「朝日俳壇」選者を30年つとめる御年95歳の俳人・金子兜太さん。彼の95歳までの生き方を辿りながら、「生きること」と「死ぬこと」についての書き下ろし作品。95歳まで生きた人の言葉の重みが、「生き方」と「死に方」に思い悩む多くの読者の心に響く一冊です。


「他界」は忘れ得ぬ記憶、故郷――。
なにも怖がることはない。
あの世には懐かしい人たちが待っている。

俳句界の最長老にして、「朝日俳壇」選者を30年つとめる御年95歳の俳人・金子兜太さん。今もお元気そのもので、2014年3月にはNHKで『94歳の荒凡夫 俳人・金子兜太の気骨』と題して、彼の生き様が1時間番組で放映されるなど、多くのファンを持つ存在です。
金子さんは、壮絶な戦争体験や、92歳でのガン手術の克服などの体験を通して、「いのちは死なない」という実感を持つに至りました。他界では自分の親しい人が待っている、その交信を「立禅(立ちながら親しい人の名前を100人以上呼んで唱える)」を毎日して行っている。その親しい人が待っていて、いつか自分が行く世界についての考え方を金子さんは「他界説」と名付けました。

これは、金子さんの95歳までの生き方を辿りながら、「生きること」と「死ぬこと」についての書き下ろし作品です。95歳まで生きた人の言葉の重みが、生老病死に思い悩む多くの読者の心に響く一冊。
「他界説」は長生きの秘訣です!

他界

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