負けない日本企業 アジアで見つけた復活の鍵

著:江上 剛
定価:1,650円(本体1,500円)

いま、多くの日本企業にとっての生きる道は、日本を飛び出し、成長するアジアで戦って勝ち残っていくこと。マレーシア、インドネシア、ベトナム、タイ、ミャンマー、韓国、そして中国。国ごとに違う法や政治、文化など、さまざまなリスクを乗り越え、ビジネスを広げようと日夜走り回る日本人ビジネスマン。彼らの奮闘する熱き姿を通し、日本企業の強さと弱みを探る迫真のルポ。


……前回の取材から六年を経て、私は二〇一三年六月から一二月にかけて、マレーシア、インドネシア、ベトナム、タイ、ミャンマー、韓国、中国、の七ヵ国を取材した。
 今回の取材の目的は次のような二つの懸念の回答を探ろうというものだ。
一つは、「アジアの成長を取り込む」とはいったいどういうことなのか、それが日本経済の復活の決め手となるのか、
日本だけの利益を考えて相手国の利益を考えていない進出になっているのではないか、という懸念。
 もう一つは、中国をどう位置付けるのか、本気で封じ込めるつもりなのか、
中国抜きでアジアの成長を取り込むことなどできないのではないか、という懸念だ。(中略)
 今回の取材だけでは二つの懸念の回答が完全に見つかったとは言えないかもしれない。
しかし、読者の皆さまにヒントくらいは提供できているのではないかと自負している。
 今回の取材の実感として確実に言えることは、日本企業のアジアシフトは本気だということだ。
これは前回の取材時とは大きく異なる。この姿勢が続けば、日本は必ずアジアとともに浮上していくだろうという思いを強くした。 ───「はじめに」より

いまやグローバル・ビジネスの最前線となったアジア。
世界中の企業がチャンスを求めてやってくるこの地域で日本はどう戦っていくのか。
外に出ることで見えてきた日本の意外な実力と、多くの日本企業に共通する弱点とは?
徹底取材で明らかになってきた日本企業の未来。

負けない日本企業 アジアで見つけた復活の鍵

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