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ゼロから学ぶ熱力学

アインシュタインも熱中した熱力学の魅力と威力!何のためのカルノー・サイクル? 何のためのエントロピー? 大学に進んで初めて熱力学を学ぶにあたって、誰もが抱く初発的疑問を立ちどころに氷解させる。熱力学の面白さ、奥の深さが改めて納得できる。


千里の道も最初の一歩から
低くかまえて高く飛ぶ!
アインシュタインも熱中した熱力学の魅力と威力!

何のためのカルノー・サイクル? 何のためのエントロピー? 大学に進んで始めて熱力学を学ぶにあたって、誰もが抱く初発的疑問を立ちどころに氷解させる本。熱力学の面白さ、奥の深さが改めて納得できる。

この本は初めて熱力学を学ぶ人、また一度は学んだことはあるけれど、どうもピンとこなかったという人たちに向けて書いたものです。熱力学は古めかしく、つかみどころのない学問だという通念を、ぜひ引っくり返してもらいたいと思います。

●0章 プロローグ――はじめて学ぶひとのために
●1章 科学をゆさぶった熱機関――熱の正体
1.1. 火の発見から熱機関へ
1.2. 温度は温度、熱は熱
●2章 財布のひもは固い――熱力学第1法則
2.1. ボイルとシャルルは何が言いたかったのか
2.2. エネルギーって何?
2.3. 熱=仕事+エネルギー
●3章 「じわじわ」からエントロピーへ
3.1. 変化のバリエーション
3.2. 主役登場、カルノー・サイクル
3.3. 永久機関が生み落とした第2法則
3.4. エントロピー
3.5. ジュール・トムソン効果
●4章 熱力学は未来を向いている
4.1. エントロピー増大の法則
4.2. 熱力学第3法則
4.3. ギブス、ヘルムホルツの活躍
4.4. 熱力学の実際
4.5. 相(そう)とはなにか
4.6. 磁性体の熱力学
●5章 熱力学は止まらない
5.1. ブラウン運動
5.2. BZ反応