「しまった! 「失敗の心理」を科学する」既刊・関連作品一覧

しまった! 「失敗の心理」を科学する

内容紹介

「人間はなぜ、まちがうのか」というテーマについて、
面白くてネタになるトピックを「これでもか」というぐらい集めて分析した本です。
たとえば・・・・・・

★レントゲン技師は、画像に写っていた悪性腫瘍の9割を見落とす?

★トップレスダンサーの収入は、彼女の月経サイクルに左右されている?

★黒いユニフォームのチームは、ペナルティーをとられる可能性が高くなる?

★人間は、誤りを犯しそうなときは、
むしろ「行動を起こさない」という誤りを犯すほうを選ぶ?

★「セックスした相手の数」を、男は女の四倍も多めに答えたがる?

★医師の八四%は、同業者がメーカーからの贈与に影響されていると考える。
だが、自分が影響されていると考える医師はわずか一六%しかいない。

★人はなんらかの形で自分が不正をしていないことを証明すると、
その後の作業でもっと不正をしやすくなる。

★映画を「あとで見る」人は高尚な作品を、
「いま見たい」人は大衆的な作品を選ぶ。

★キャッシュローンを勧める通知書に女性の写真を載せるだけで、
利率を五ポイント下げたのと同じ効果が期待できる。

★予備選名簿の一番目に載った候補者は、
得票に三ポイント上乗せできる。

★投資家は、金曜日の経済記事には月曜日の記事ほど注意を向けない。

★人間は、印象の操作など特定の目的のためには平気で話をつくり変える。

★無意識につくり変えた話でも、二度三度と繰り返すうちに、
いつしか「記憶」そのものになってしまうことがある。

★一般的に、男は自分を持ち上げるために、
女は他人を持ち上げるために嘘をつくことが多い。

★社会的地位や学歴、収入は、全体の幸福度におけるわずか三%しか占めていない。

★人を単純作業に従事させるためには、お金の力がものを言う。
だが、たいていの行動では、人間は総じて金銭的同期には左右されない。
(ゆえに、行動経済学はあまり役に立たない?)

などなど、興味深い話がてんこ盛り。
詳細はぜひ本書を