「ザ・グレート・フライト JALを飛んだ42年~太陽は西からも」既刊・関連作品一覧

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ザ・グレート・フライト JALを飛んだ42年~太陽は西からも

B727、DC-8、B747、DC-10、B747-400……JALが運航した国際路線をすべて飛んだ唯一のパイロットである小林氏。そのフライト人生は、“空の昭和史”そのものだ。総飛行時間1万8500時間、距離にして1665万キロ(地球800周分)! 同僚・後輩から「グレート・キャプテン」と慕われる小林元機長がエピソードでつづる、42年間の空の旅へようこそ。


生まれ変わっても、またパイロットになりたい。
同僚・後輩から「グレート・キャプテン」と慕われる小林宏之元機長がエピソードでつづる、42年間の空の旅へようこそ。

2010年3月、JALを退職した機長の小林氏は、同社の主な国内線、すべての国際線を飛んだ唯一のパイロットです。42年間の乗務のなかで、自身の都合でフライトスケジュールの変更をしたことは一度もなく、総理専用機をはじめ、湾岸危機の際は邦人救出機で機長を務めるなど、さまざまな特別なフライトを経験しました。
総飛行時間1万8500時間、距離にして1665万キロ(地球800周分)! B727、DC-8、B747、DC-10、B747-400に乗務した小林氏のパイロット人生は、まさに「空の昭和史」そのものです。


【著者紹介】
小林宏之(こばやし・ひろゆき)
元・日本航空機長。1946年、愛知県新城市生まれ。東京商船大学航海科中退。68年、在学中に日本航空に入社。81年、機長昇格。2006年に定年退職するが、翌11月より広報部付機長となり現場に復帰。乗務した機種はB727、DC8、B747、DC10、B747-400。総飛行時間は1万8500時間で、これは地球800周分に相当する。総理専用機、および湾岸危機、イラン・イラク戦争時の邦人、東南アジア人救出機の機長も務める。2010年3月、63歳で引退。現在は危機管理専門家、航空評論家として活動している。


【目次】
プロローグ
第一章 あこがれのハワイ航路
第二章 パイロットデビュー B727からDC-8へ
第三章 ジャンボが好きだった B747の時代
第四章 機長昇格 DC-10の時代 
第五章 機長の危機管理
第六章 変貌する地球の姿
第七章 経営破綻、そして再生への途上
第八章 生まれ変わってもパイロットになりたい