ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方

ブルーバックス
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ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方
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内容紹介

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目次

第1章 体力とはなにか
1‐1実感、体力向上効果
1‐2体力とはなにか?(持久力/筋力)
1‐3運動時のエネルギー源
1‐4体力が落ちると生活習慣病になりやすい!?(体力の加齢性変化/体力と生活習慣病の関係)
1‐5運動トレーニングによる持久力向上メカニズム(運動の指標「最高酸素消費量」/心臓の位置と一回心拍出量/運動と筋血流量そして血液量)
1‐6血液量増加による体温調節能向上メカニズム(熱中症予防のために備わった驚くべき体のシステム/進化と体温調節)
1‐7何歳からでも体力アップは可能 (1日1万歩は体力アップになるか?/体力向上のための運動トレーニング方法の国際標準とは(中高年者はトレーニングを明確に区別する必要はない ほか)/マシンを使ったトレーニングは、なぜ普及しないのか)

第2章 効果的なウォーキング「インターバル速歩」とは
2‐1体力向上はウォーキングで十分だった!
2‐2体力向上が加齢関連疾患を改善する(生活習慣病を改善する/気分障害も改善する/睡眠の質も改善する/認知機能も改善する/関節痛も改善する/骨粗鬆症も改善する)
2‐3インターバル速歩と炎症反応を引き起こす遺伝子
2‐4さあインターバル速歩をやってみよう(インターバル速歩のやり方/インターバル速歩のやり方の根拠/インターバル速歩のやり方でよく受ける質問・一日のうち、どの時間帯がよいか・膝痛、腰痛がある場合は、やらないほうがよいのか・1日30分の連続時間が取れない場合はどうすればよいか・1週間4日はなかなか時間がとれない場合は、どうしたらよいか・ウォーキングではなく走ってもよいのか・専用の活動量計や遠隔型個別運動処方システムを持たない場合は、効果の確認はできないのか・インターバル速歩中に、体調を崩すなど事故はないか)
2‐5インターバル速歩を継続するためには(インターバル速歩定着率と効果との関係/定着率に与える因子(性別、肥満度、“ずくなし遺伝子”の発見)/運動を続けるために本当は必要なこと--自己比較・他者比較・コミュニティの育成)/生活習慣病は伝染病か

第3章 「インターバル速歩」をより効果的にする科学
3‐1インターバル速歩とサプリメント
3‐2インターバル速歩の後に乳製品を摂取すると……(筋肉が太くなる/慢性炎症を抑制する/生活習慣病の症状が改善する)
3‐3「インターバル速歩+乳製品摂取」でさらに驚きの効果が(皮膚血流量を増やす/血液量の増加と体温調節能
3‐4スポーツドリンクと乳製品を使い分ける)
3‐5インターバル速歩のリハビリテーションへの応用(腰痛・膝痛の人にもできるインターバル速歩/水中インターバル速歩が楽なメカニズム/大腿骨頭全置換術では/要介護者のためには/がんの発症予防になるか/がん患者の生活の質の改善効果)
3‐6インターバル速歩の普及のために
コラム・乳酸は疲労物質か/1日1万歩はなぜ推奨されてきたのか!? ほか

製品情報

製品名 ウォーキングの科学 10歳若返る、本当に効果的な歩き方
著者名 著:能勢 博
発売日 2019年10月17日
価格 定価:990円(本体900円)
ISBN 978-4-06-517667-2
通巻番号 2113
判型 新書
ページ数 240ページ
シリーズ ブルーバックス

著者紹介

著:能勢 博(ノセ ヒロシ)

信州大学学術研究院医学系特任教授。北アルプス医療センターあづみ病院非常勤医師、富士山科学研究所 特別研究員を兼務。医学博士。1952年生まれ。1979年京都府立医科大学医学部医学科卒業。京都府立医科大学助手、米国イェール大学医学部博士研究員、京都府立医科大学助教授などを経て1995年より信州大学医学部教授、2003年より信州大学大学院医学研究科教授。2018年より現職。信州大学山岳科学総合研究所・高地医学・スポーツ科学部門長、常念診療所長などを歴任。1981年には中国・天山山脈の未踏峰・ボゴダオーラ峰(5445m)に医師として同行、自らも登頂した。2004年よりNPO法人熟年体育大学リサーチセンター・理事長を務め、20年間で7000人以上に運動指導を行い、その効果を実証。著書に『山に登る前に読む本』(講談社ブルーバックス)、『見た目も体も10歳若返るリズムウォーキング』(青春出版社)など。

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