その愛の程度

講談社文庫
ソノアイノテイド
  • 電子あり
その愛の程度
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内容紹介

結婚して、離婚して、新しい人に恋をして、
それでも「家族」は続いていく。

2019年本屋大賞2位『ひと』で話題の俊英がおくる、新しい家族の物語。

川遊びの最中、小学生の娘・菜月が友人の娘と溺れるのを見て、とっさに助けに飛び込んだ守彦。
必死の想いで引きあげた腕の中には、菜月ではなく友人の娘がいた。

「お父さんは菜月をたすけてくれなかったもん」

その言葉を最後に、口をきいてくれなくなった血の繋がらない娘。七歳年上の妻ともすれ違いはじめ―――。

困り果て、とりあえずの間と家を出る守彦だが、会社の後輩や、川遊びに来ていたシングルマザーとの何気ない会話の中で、娘と妻への本当の気持ちに気づかされていく。

いつもあと一歩が踏み出せない、不器用な守彦の出す答えが心にしみる、新しい家族の物語。

製品情報

製品名 その愛の程度
著者名 著:小野寺 史宜
発売日 2019年09月13日
価格 定価 : 本体660円(税別)
ISBN 978-4-06-517247-6
判型 A6
ページ数 320ページ
シリーズ 講談社文庫
初出 本書は2015年6月に小社より単行本として刊行されました。

著者紹介

著:小野寺 史宜(オノデラ フミノリ)

1968年千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞を受賞し、デビュー。’08年『ROCKER』で第3回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞。著書に『ひりつく夜の音』(新潮社)、『本日も教官なり』(KADOKAWA)、『ライフ』『ナオタの星』「みつばの郵便屋さん」シリーズ(ポプラ社)、『ホケツ!』『家族のシナリオ』(祥伝社)、『その愛の程度』(本書)を一作目とする『近いはずの人』『それ自体が奇跡』の夫婦三部作(講談社)などがある。’19年『ひと』(祥伝社)で本屋大賞2位。

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