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インフラグラム 映像文明の新世紀
インフラグラムエイゾウブンメイノシンセイキ
- 著: 港 千尋

2019年7月6日「日経新聞」書評/武田徹さん「写真・映像は情報文化の基盤」
2019年7月6日「北国新聞」他書評/鷲田めるろさん「像で論じる情報化社会」
2019年5月18日「毎日新聞」記事/「SNSによる激変 その先を問う」
2019年11月10日「読売新聞」編集手帳
『美術手帖』10月号 書評
*
映像は現代社会の生活基盤(インフラ)である。これを「インフラグラム」と呼ぼう。
通信は5G時代に突入し、軍事からコミュニケーションまで、インフラグラムはますます、情報社会の根幹をなしている。
すべてが可視化されているようなこの映像文明において、
わたしたちは何を見て、何に見つめられ、何を見ていないのか――?
5G時代の映像論を、眼差しの歴史として考える。
*
写真の誕生から180年。
「光による描画」の技術は、スマートフォンから人工衛星、
地図、医療、娯楽から政治、軍事、戦争まで、
情報社会を動かすインフラとなった。
視線は労働し、〈わたし〉はデータ上に増殖している。
こうして映像は、監視社会を強化するいっぽうで、
他者が生きた時間を再起させる記憶の装置でもある。
わたしたちの現在を、生と死を、そして自由とは何かを考える、
〈眼差しの歴史〉。
〈目次〉
01 神経エコノミーの誕生
02 インフラグラムの時代
03 軍事の映像人類学
04 空の眼
05 記憶の身体
ⒸChihiro Minato
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書誌情報
紙版
発売日
2019年05月11日
ISBN
9784065162170
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
通巻番号
702
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
電子版
発売日
2019年05月10日
JDCN
06A0000000000122873D
著者紹介
1960年神奈川県生まれ。写真家・著述家。多摩美術大学情報デザイン学科教授。同大学芸術人類学研究所所員。世界を移動しながら創作、研究、執筆、発表を続けている。国際的な芸術祭のキュレーションなどもてがけ、あいちトリエンナーレ2016では芸術監督を務めた。写真展<市民の色>で伊奈信男賞、『記憶』でサントリー学芸賞を受賞。著書に『映像論』『考える皮膚』『芸術回帰論』『洞窟へ』『風景論』など多数。