偶然の聖地

文芸(単行本)
グウゼンノセイチ
  • 電子あり
偶然の聖地
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内容紹介

小説という、旅に出る。

国、ジェンダー、SNS――ボーダーなき時代に、鬼才・宮内悠介が届ける世界地図。本文に300を超える「註」がついた、最新長編小説。

秋のあとに訪れる短い春、旅春。それは、時空がかかる病である――。人間ではなく世界の不具合を治す“世界医”。密室で発見されたミイラ化遺体。カトマンズの日本食店のカツ丼の味。宇宙エレベーターを奏でる巨人。世界一つまらない街はどこか・・・・・・。オーディオ・コメンタリーのように親密な325個の注釈にガイドされながら楽しく巡る、宮内版“すばらしい世界旅行”。“偶然の旅行者”たちはイシュクト山を目指す。合い言葉は、「迷ったら右」!――大森望(書評家)

この小説を体感していると、混沌と秩序って、向こう岸にあるのではなく、隣にあるのではないかと思えてくる。生きる上で生じたバグに体を浸し、誰かと誰かのハブになる。バグとハブもまた、隣にあるのではないか。1ページごとに困惑がやってくる。困惑がやがて快楽に変わる。困惑と快楽、これもまた隣にある。一体どういうことだろう。――武田砂鉄(ライター)

製品情報

製品名 偶然の聖地
著者名 著:宮内 悠介
発売日 2019年04月25日
価格 定価 : 本体1,650円(税別)
ISBN 978-4-06-515334-5
判型 四六変型
ページ数 338ページ
初出 「IN POCKET」2014年11月号~2018年8月号。加筆修正し、註を付したものです。

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