初恋まねき猫

ハツコイマネキネコ
著・作:小手鞠 るい イラスト・絵:岡田 千晶 装丁・その他:岡本 歌織
  • 電子あり
初恋まねき猫
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内容紹介

春休みにスキーで脚を骨折し、新学期早々学校を休んで退屈していた中学2年の龍樹の部屋の窓から、とつぜん銀色の美しい猫が現れる。猫のしなやかな動きに心を奪われた龍樹はずっと忘れていた絵を描きたい気持ちを思い出し、目の前にあったノートを一枚破ると・・・・・・


「この小説は、小手鞠るいから読者への贈物だ。」金原瑞人氏推薦!  
一般文芸のみならず児童文学界でも話題作を次々と発表し活躍する作家、小手鞠るい氏の最新作。画家になる夢を諦めていた少年と、童話作家を目指す少女と、謎めく銀色の美しい猫・・・・・・ふたりと一匹が出会う、淡い初恋物語。「小説という贈物は、ただ自分の好みに合っているだけでなくて、「えっ?」というささやかな驚きがあってほしい。そんなぜいたくで、切ない、切なる想いをかなえてくれる作品が、この『初恋まねき猫』。」(翻訳家・児童文学研究家・法政大学社会学部教授)

目次
1 天井の星座とカバさんの季節
2 アンジュとサージュ
3 ばら色の午後とすみれ色の夕暮れ
4 不安の雨雲と太陽の涙
5 魔法のオルゴールと空っぽのマッチ箱
6 十二の真珠とふるえる石
7 ふたりと一匹と一冊

春休みにスキーで脚を骨折し、新学期早々学校を休んでいる中学2年の龍樹のもとに、銀色の美しい猫が現れる。猫のしなやかな動きに心を奪われた龍樹はずっと忘れていた絵を描きたい気持ちを思い出して、目の前にあったノートを一枚破ると・・・・・・金原瑞人氏推薦!

 つめたい雨ふりの日に出会った
 あの小ちゃな小ちゃな子猫。
 どうしているかな。
 ちゃんとおうちに帰れたかな。
 元気で大きくなっているかな。
 なんて名前の子だったのだろう。
 せっかく出会えたのに
「さようなら」も言わないで
 右と左に別れてしまった。
   
 そこまで読んだときだった。
 窓の外から、だれかの歌声が聞こえてきた。春風が声を運んできてくれた。
 女の子の声だ。──本文より。

製品情報

製品名 初恋まねき猫
著者名 著・作:小手鞠 るい イラスト・絵:岡田 千晶 装丁・その他:岡本 歌織
発売日 2019年04月06日
価格 定価 : 本体1,300円(税別)
ISBN 978-4-06-515118-1
判型 四六
ページ数 178ページ
シリーズ 文学の扉

著者紹介

著・作:小手鞠 るい(コデマリ ルイ)

著者紹介 刊行趣旨 主な内容
小手鞠るい/小説家、詩人、児童文学作家。
岡山県生れ。同志社大学法学部卒業。1981年「詩とメルヘン」賞、1993年「海燕」新人文学賞、2005年『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞、2009年絵本『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(絵/北見葉胡)でボローニャ国際児童図書賞を受賞。2012年『心の森』が第五十八回全国青少年読書感想文コンクール小学校高学年課題図書に、『きょうから飛べるよ』(岩崎書店)が平成27年長野県課題図書に、『やくそくだよ、ミュウ』(岩崎書店)が第48回岩手県課題図書に『きつね音楽室のゆうれい』が二八年度埼玉県課題図書に選ばれる。その他小説に、『エンキョリレンアイ』『お菓子の本の旅』『美しい心臓』『アップルソング』『星ちりばめたる旗』『炎の来歴』『ある晴れた夏の朝』など多数。

イラスト・絵:岡田 千晶(オカダ チアキ)

大阪府生まれ。セツ・モードセミナー卒。絵本作家・イラストレーター。ボローニャ国際絵本原画展2010ほかの入選、入賞歴がある。絵本作品に『うさぎくんとはるちゃん』『だいすきのしるし』(岩崎書店)、『ぽっつんとととは あめの おと』(PHP出版)、『ちいさいわたし』(くもん出版)、『もうすぐもうすぐ』(教育画劇)、『あそびたいものよっといで』(すずき出版)、童話の挿絵に『ラッキーセブン』(ポプラ社)、『ムカシのちょっといい未来─ユウレイ通り商店街1』『ダンス・ダンス!─ユウレイ通り商店街2』(福音館書店)など多数

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