〈海賊〉の大英帝国 掠奪と交易の四百年史

講談社選書メチエ
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〈海賊〉の大英帝国 掠奪と交易の四百年史
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内容紹介

イギリスは貿易と戦争、そして「掠奪」で世界の海を制したのだった! 最強の海洋帝国と荒くれ者たちが動かした歴史を描く驚異的論考!

暴れまわる掠奪者たちを、法という鎖で縛り猟犬として飼い慣らしたイギリス政府は、新大陸・大西洋世界への進出競争や重商主義による貿易抗争を、「管理統制された掠奪」によって有利に進めんとした。海が世界史を転回させる舞台となった16世紀から、自由貿易が重商主義にとってかわる19世紀まで、軍人、海賊、政治家、商人たちの野望うずまく歴史のダイナミズムを活写する!
スペインの船や植民地を荒らしまわる「掠奪世界周航」をやってのけナイトの称号を得たフランシス・ドレイク、ジャマイカを根城にカリブ海で掠奪をくりひろげる「バッカニア」、インド洋や紅海への掠奪行を敢行する「紅海者」、北米の植民地と深く結びつく海賊たち……彼らはいかに「活躍」したか? 海軍や政府は彼らの力をどう利用したか? 注目の若手研究者が、大きな歴史のうねりと、海の男たちの苦闘とを多層的に、鮮やかに描き出す。大海原の波濤の向こうに、誰も知らない世界史があった!

目次

  • 海洋と掠奪
  • 掠奪者たち、大西洋に乗り出す
  • 同期する掠奪
  • グローバル化する掠奪
  • 海賊たちの黄昏
  • 私掠者と掠奪
  • 海軍と掠奪
  • 自由貿易思想の興隆と私掠の廃止
  • 第一次世界大戦の勃発とパリ宣言体制の崩壊

製品情報

製品名 〈海賊〉の大英帝国 掠奪と交易の四百年史
著者名 著:薩摩 真介
発売日 2018年11月11日
価格 定価 : 本体1,950円(税別)
ISBN 978-4-06-513732-1
通巻番号 687
判型 四六
ページ数 320ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:薩摩 真介(サツマ シンスケ)

1976年、京都府生まれ。エクセター大学人文社会科学研究科歴史学専攻博士課程修了。Ph.D. (歴史学、エクセター大学)。現在、広島大学大学院総合科学研究科准教授。専門は近世・近代イギリス史、植民地時代アメリカ史、大西洋史。主な著書に、Britain and Colonial Maritime War in the Early Eighteenth Century (Boydell & Brewer, 2013)、『海のイギリス史』(共著、昭和堂)などがある。

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