中世都市 社会経済史的試論

講談社学術文庫
チュウセイトシシャカイケイザイシテキシロン
  • 電子あり
中世都市 社会経済史的試論
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内容紹介

歴史的世界としてのヨーロッパの生成を自らの学問の中心テーマに据えた、二十世紀を代表するベルギー生まれの中世史家アンリ・ピレンヌ。本書では「中世都市」の来歴がみずみずしく語られる。
地中海を内に抱く古代ローマ世界の枠組みはゲルマン諸族の侵入でも維持されたかに見えたが、イスラーム勢力の地中海侵出により衰頽し、変容していく。そんな停滞のなかいつ「商人階層」が登場し、どのように都市と都市民が生まれてきたのか。遺された細かな史料にいたるまで渉猟し、一貫した問題意識から描かれた中世都市成立史の不朽の名著。

目次

  • 第一章 八世紀末に至るまでの地中海商業
  • 第二章 九世紀の商業の衰頽
  • 第三章 シテとブール
  • 第四章 商業の復活
  • 第五章 商人
  • 第六章 都市の形成と市民
  • 第七章 都市の諸制度
  • 第八章 ヨーロッパ文明に対する都市の影響

製品情報

製品名 中世都市 社会経済史的試論
著者名 著:アンリ・ピレンヌ 訳・解説:佐々木 克巳
発売日 2018年10月12日
価格 定価 : 本体1,280円(税別)
ISBN 978-4-06-513161-9
通巻番号 2526
判型 A6
ページ数 368ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書の原本は、創文社より『中世都市――社会経済史的試論』として、1970年に刊行されました。

著者紹介

著:アンリ・ピレンヌ(アンリ・ピレンヌ)

アンリ・ピレンヌ
1862年ベルギーのヴェルヴィエ生まれの歴史家。
1935年没。
リエージュ大学でヨーロッパ中世史を専攻。ライプチヒ大学、ベルリン大学に留学。1886年にベルギー・ガン大学教授となる。全ヨーロッパ的視野で、中世の都市および商工業のあり方に重点をおく社会経済史を中心に研究。著書に『ヨーロッパ世界の誕生』など。

訳・解説:佐々木 克巳(ササキ カツミ)

佐々木克巳
1931年生まれ。1961年一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。専攻はヨーロッパ中世史。成蹊大学経済学部教授を務めた。2013年没。

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