内容紹介
キカイニシテ、オソロシ。縁(えにし)によって集められた取材系恐怖譚集。白い筋は刀になって、それを構えた男たちが現れ始めたんです。――少女が高熱を出すと刀を構えた侍たちが現れ迫る。殺意を放つ異形の出現に少女は怯える(「白刃の盾」)。この世には、理解を超えた怪しい「何か」がある。「新耳袋」「九十九怪談」の著者が贈る恐怖譚集文庫版。小泉八雲の曾孫、凡氏との対談巻末収録。
キカイニシテ、オソロシ。
縁(えにし)によって集められた取材系恐怖譚集。『新耳袋』の木原浩勝の怪談、講談社文庫版第二弾。
白い筋は刀になって、それを構えた男たちが現れ始めたんです。――少女が高熱を出すと刀を構えた侍たちが現れ迫る。殺意を放つ異形の出現に少女は怯える(「白刃の盾」)。この世には、理解を超えた怪しい「何か」がある。「新耳袋」「九十九怪談」の著者が贈る恐怖譚集文庫版。小泉八雲の曾孫、凡氏との対談巻末収録。
「白くて丸いモノが突き抜けて私に向かってスーッと・・・・・・」(「指の輪」)「黒マジックで消されていて、さらにこの黒い顔に小さな釘が・・・・・・」(「三人の男」)怪異と戦慄の全16話!
製品情報
製品名 | 文庫版 現世怪談(二) 白刃の盾 |
---|---|
著者名 | 著:木原 浩勝 |
発売日 | 2017年07月14日 |
価格 | 定価 : 本体620円(税別) |
ISBN | 978-4-06-293694-1 |
判型 | A6 |
ページ数 | 288ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 本書は2014年6月、KADOKAWAより単行本として刊行された『隣之怪 第六夜 白刃の盾』を改稿、文庫化したものです。「松江怪談談義二〇一四」は「小説現代」2014年9月号掲載「松江怪談談義レポート」を収録しました。 |