境界 横浜中華街・潜伏捜査

講談社文庫
キョウカイヨコハマチュウカガイセンプクソウサ
  • 電子あり
境界 横浜中華街・潜伏捜査
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内容紹介

一九八一年、横浜中華街。日本に生まれ中国文化の中で育ち、屈折を抱えながら獅子舞の練習に没頭する三人の少年。日中の軋轢は崩れず、中華街でも中国系と台湾系が争い、外事警察は大物華僑を狙っていた。そして三人はある日失踪する。三一年後、横浜。失踪した少年の一人が刺殺体で発見される。犯人は誰か。あとの二人は。県警捜査一課の若き刑事は、所轄のベテランとコンビを組む。捜査線上に浮かんだのはあの大物華僑だった。

目次

  • プロローグ 一九八一年
  • 第一章 国民党と中共一派
  • 第二章 一九八一、橫濱、中華街
  • 第三章 山手の蒋介石
  • 第四章 外事の犬
  • 第五章 禁忌の恋
  • 第六章 三つ目の中国
  • 第七章 雄獅希望

製品情報

製品名 境界 横浜中華街・潜伏捜査
著者名 著:本城 雅人
発売日 2015年07月15日
価格 定価 : 本体870円(税別)
ISBN 978-4-06-293150-2
判型 A6
ページ数 512ページ
シリーズ 講談社文庫
初出 本書は、2012年9月に、小社より単行本として刊行された『希望の獅子』を改題、文庫化したものです。

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産経新聞社入社後、産経新聞浦和総局を経て、その後サンケイスポーツで記者として活躍していた本城さん。退職後、2009 年、『ノーバディノウズ』が第 16 回松本清張賞候補となり、デビューを果たす。また、同作で第1回サムライジャパン野球文学賞を受賞。2015年、『トリダシ』が第18回大藪春彦賞候補、第37回吉川英治文学新人賞候補となる。さらには2017年、『ミッドナイト・ジャーナル』で第38回吉川英治文学新人賞を受賞する。他の著書に『スカウト・デイズ』『球界消滅』『希望の獅子』『英雄の条件』『嗤うエース』などがある。本作は、スポーツ紙で働く記者・笠間に、販売部への辞令が下ったところから始まる。記者職への断ち切れない思いを抱えながらも、それまでの人脈を活かし、販売部でも存在感を発揮し始める。だが会社の根幹を揺るがす事件を解決した矢先、悲劇が彼を襲う。一方、新聞社で忙しく働く父との関係に悩む長男の翔馬と次男の翼の人生もまた、大きな岐路に立たされていた――。元スポーツ記者が描く、時代を駆け上がった親子三人とジャーナリズムの織りなす新しくも壮大な物語である。
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