江戸人の精神絵図

講談社学術文庫
エドジンノセイシンエズ
  • 電子あり
江戸人の精神絵図
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内容紹介

禁欲的知識人=定信の倒錯した自己顕示欲、徂徠による政治の虚構性の暴露と絶対的な「聖人信仰」、東湖を殺めた安政大地震期に水戸藩が暴走した理由、慊堂と弟子ネットワークなど、武士的社会の内実を読解。秋成の欠損した指と自意識、源内の山師的精神の背景、銅脈先生の酔生夢死的生活を活写し、江戸時代人の精神構造の前近代性と現代性に迫る。(講談社学術文庫)


定信、徂來、東湖、秋成、源内、慊堂……。遠くて近きは江戸の人。寛政~化政~天保~安政、各時代を代表する人物を題材に、江戸の精神風土を腑分けする。文学者ならではの筆致が歴史のリアルを呼び起こす
(原本『江戸人の昼と夜』を改題、論文「花の名は人めきて」を追加収録)

目次

  • 1 プロローグ
  •   松平定信の暗い「昼」
  • 2 武士的なるものの内景
  •   徂徠政治学の原点
  •   徂徠のアジビラ
  •   松平外記一件始末――化政期精神風土の一断面
  •   生きがいを見つけた旗本――遠山金四郎・大田蜀山人
  •   思想的党派者の悲劇――藤田東湖
  •   藤田東湖の死
  • 3 江戸文学の光と闇
  •   江戸人の六つの夢
  •   自意識と癇癖――諷刺家(サタリスト)上田秋成
  •   酒鬼登僊――銅脈先生補伝
  •   源内の笑いと現代の笑い
  •   花の名は人めきて――萩原広道と本居宣長
  • 4 エピローグ
  •   文政リベラリズムの終焉

製品情報

製品名 江戸人の精神絵図
著者名 著:野口 武彦
発売日 2011年09月14日
価格 定価 : 本体1,000円(税別)
ISBN 978-4-06-292073-5
通巻番号 2073
判型 A6
ページ数 320ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 1984年筑摩書房より刊行された「江戸人の昼と夜」に「花の名は人めきて」を追加した。

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