ことばの重み 鴎外の謎を解く漢語

講談社学術文庫
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  • 電子あり
ことばの重み 鴎外の謎を解く漢語
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内容紹介

針の穴のような微小の一語からでもひろい天をあおぐ――鴎外の漢詩、漢文は正しく読まれているか

上代以来の日本文学の中の片々たることば、その一語一語の性格を確かめる作業を、私は一生のつとめとしてきた。鴎外の漢語も例外ではない。いわば「顕微鏡的」なその学問の方法に、「何と瑣末な……」と思われるむきには、このように答えるしかない。「いったい学問に関して、どこまでが瑣末で、どの程度ならば瑣末でないのか」と。――著者

※本書の原本は、1984年、新潮社より刊行されました。

目次

  • 第一「赤野」 『航西日記』にみる鴎外の“剽窃”
  • 第二「望断」 それは誤読の発見に始まった
  • 第三「繁華」 青森の花柳の巷はいつ焼けたか
  • 第四「青一髪」 東の詩人頼山陽と西のワーグナー楽劇
  • 第五「易北」 『独逸日記』、魂飛ぶ先の女性たち
  • 第六「妃嬪」 ベルリン七首と碧灯車上の客
  • 第七「涙門」 舞姫エリス、『還東日乗』の虚実像
  • 第八「葫蘆」 わたしを悩ませた『小倉日記』の語群
  • 第九「舂く」 『うた日記』のあや――万葉語と漢詩語
  • 第十「暗愁」 大正天皇詩集とハルピン駅頭の伊藤博文
  • 第十一「今夕」 ことばは揺れる――失われた明治の詩嚢

製品情報

製品名 ことばの重み 鴎外の謎を解く漢語
著者名 著:小島 憲之
発売日 2011年02月11日
価格 定価 : 本体960円(税別)
ISBN 978-4-06-292039-1
通巻番号 2035
判型 A6
ページ数 288ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 原本は、1984年、新潮社より刊行された。

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