殿様と鼠小僧  松浦静山『甲子夜話』の世界

講談社学術文庫
トノサマトネズミコゾウマツラセイザンカッシヤワノセカイ
  • 電子あり
殿様と鼠小僧  松浦静山『甲子夜話』の世界
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内容紹介

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目次

  • 大名暮らし
  •  駕籠のなかの不安  売り手市場のなかで  オメデタイ人
  • 殿様が大名を辞めるとき
  •  男なりゃこそ  役職への熱き想い  実らぬ工作  辞める理由  引退の花道
  • 老侯の時代
  •  老人述懐の歌  回覧される旗本長寿番付  高齢化する幕臣  さまざまな“老い”  〈老衰御褒美〉制度の展開  もう一つの選択  生きがいを求めて
  • 本所下屋敷の人々
  •  「裏」の大名屋敷  平戸藩本所下屋敷  本所という土地  多彩な人々  女の園  魔界をみてきた下僕たち  相撲部屋がある屋敷  僧とミミズク
  • 隠居同士
  •  見果てぬ夢  噂の黒幕  我が友石翁  息子の隠居  父と子の手紙  『甲子夜話』はじまる
  • 不思議降る町
  •  不思議の国の殿様たち  留守居役の陰謀  墓石を磨く音  噂の真相  水辺の聖者  無徳庵の日々  赤い髪
  • 殿様と鼠小僧
  •  電小僧の不敵な自白  義賊伝説の悲劇  心優しき盗賊たち  〈小僧〉のイメージ  殿様と小僧のナイーブな関係  娘小僧たちの寄宿舎
  • 家族の肖像
  •  お祖母さんの乳  女中の子に生まれて  久昌夫人の思い出  廃嫡と早逝  寒い国から来た姫君  哀妻追想  母の力
  • エピローグ
  • 参考文献
  • あとがき
  • 学術文庫版あとがき

製品情報

製品名 殿様と鼠小僧  松浦静山『甲子夜話』の世界
著者名 著:氏家 幹人
発売日 2009年01月10日
価格 定価:1,155円(本体1,050円)
ISBN 978-4-06-291934-0
通巻番号 1934
判型 A6
ページ数 304ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 1991年、中央公論社より刊行。また、2002年に「悠悠自適」と改題のうえ平凡社より刊行。

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