野菜讃歌

講談社文芸文庫
ヤサイサンカ
  • 電子あり
野菜讃歌
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内容紹介

丘の上の家に移り住んで幾十年が経ち、“禿山”だった庭には木々や草花が育ち、鳥達が訪れる。巣立った子供や身近な人々の間を手作りや到来の品が行き交い、礼状に温かく心が通い合う。「野菜が好き」と語り出す食べ物の話、父母や師友への追懐、自作の周辺等、繰り返しとみえてその実同じではあり得ない日常を、細やかな観察眼と掌で撫でさする慈しみを以て描き静かな感動を誘う随筆43篇に、中篇「私の履歴書」を併録。


平穏な日常を描き続けた庄野文学の最終章!

『夕べの雲』など、家族の平凡な日常を静かな筆致で描く庄野文学。
小説と随筆の間の独特の世界はその死まで変わることなく続いた。
「私の履歴書」併録の随筆集。

目次

  • I
  • 梅の実とり
  • 野菜讃歌
  • わが散歩・水仙
  • じいたんのハーモニカ その後
  • ラムの『エリア随筆』
  • この夏のこと
  • 庭のブルームーン
  • 湧き出るよろこび
  • この夏の思い出
  • うさぎの話
  • 近況I
  • 近況II
  • うさぎのミミリー
  • 飯田中尉のこと
  • 朴葉みそ
  • わが庭の眺め
  • このごろ
  • 名言
  • 自然堂のことなど
  • あとにのこるは
  • II
  • お祝いの絨毯の話──『ピアノの音』
  • 宝塚・井伏さんの思い出──『散歩道から』
  • 『夕べの雲』の丘
  • 遠藤の新しい本
  • フィリップの手紙
  • 『沙翁傑作集』のこと──父の本棚
  • 井伏さんの『徴用中のこと』
  • 「われとともに

製品情報

製品名 野菜讃歌
著者名 著:庄野 潤三
発売日 2010年01月10日
価格 定価 : 本体1,400円(税別)
ISBN 978-4-06-290074-4
判型 A6
ページ数 288ページ
シリーズ 講談社文芸文庫
初出 「野菜讃歌」(1998年10月 講談社刊)を底本として使用し、各篇の末尾に初出を掲出した。明らかな誤記誤植であると思われる箇所は正し、振り仮名を多少増減するなどしたが、原則として底本に従った。

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