天皇と中世の武家

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天皇と中世の武家
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内容紹介

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目次

  • 第一部 鎌倉幕府と天皇 河内祥輔
  •  はじめに
  •  第一章 平安時代の朝廷とその動揺
  •   1.再建される朝廷
  •   2.院政と摂関
  •   3.動揺のはじまり
  •   4.平治の乱から後白河院政へ
  •  第二章 朝廷・幕府体制の成立
  •   1.治承三年の政変
  •   2.寺院大衆の「アジール」運動
  •   3.頼朝勢力の出現
  •   4.頼朝勢力の勝利
  •   5.幕府への転生
  •  第三章 後鳥羽院政と承久の乱
  •   1.後鳥羽天皇の治世
  •   2.承久の乱の勃発
  •   3.幕府・鎌倉派の勝利
  •   4.幕府の朝廷再建運動
  •  第四章 鎌倉時代中・後期の朝廷・幕府体制
  •   1.承久の乱後の朝廷
  •   2.幕府の対朝廷政策
  •   3.後嵯峨天皇の時代
  •   4.皇統分裂問題と幕府の倒壊
  • 第二部「古典」としての天皇 新田一郎
  •  第一章 朝廷の再建と南北朝の争い
  •   1.朝廷の再建と「室町幕府」の成立
  •   2.古典の再発見
  •   3.幻の内裏空間
  •   4.南朝代々   
  •  第二章 足利義満の宮廷
  •   1.公家としての義満
  •   2.武家の位置づけ
  •   3.南朝の接収
  •   4.日本国王と天皇
  •  第三章 「天皇家」の成立
  •   1.足利義満の遺産
  •   2.後南朝の影
  •   3.伏見宮家の成立
  •   4.権威の構造
  •  第四章 古典を鑑とした世界
  •   1.家業の変質
  •   2.公事体制の解体
  •   3.公家の在国
  •   4.古典の流布と卑俗化
  •  終章 近世国家への展望
  •   1.繰り返される再生
  •   2.カミの末裔
  • 参考文献
  • 年表
  • 天皇系図
  • 索引

製品情報

製品名 天皇と中世の武家
著者名 著:河内 祥輔 著:新田 一郎
発売日 2011年03月11日
価格 定価:2,860円(本体2,600円)
ISBN 978-4-06-280734-0
判型 四六変型
ページ数 390ページ

著者紹介

著:河内 祥輔(コウチ ショウスケ)

(こうち しょうすけ)は1943年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。北海道大学教授を経て、現在、法政大学教授、北海道大学名誉教授。専攻は日本中世史。主著に『日本中世の朝廷・幕府体制』『保元の乱・平治の乱』(以上、吉川弘文館)、『中世の天皇観』(山川出版社)。本シリーズ編集委員。

著:新田 一郎(ニッタ イチロウ)

(にった いちろう)は1960年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専攻は、日本法制史・中世史。現在、東京大学教授。主著に『日本中世の社会と法』(東京大学出版会)、『中世に国家はあったか』(山川出版社)、『日本の歴史11
太平記の時代』(講談社)などがある。

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