さざなみ

講談社文庫
サザナミ
さざなみ
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内容紹介

絹子さんと俺がこっそり仕掛けた<小さな親切>の波紋の行方。
ちょっとミステリアスで、心がほっこりする長編小説

三つ揃いを着て、雇主を「貴人」と思うこと――借金まみれで自己破産寸前に追い込まれた「俺」は住み込みの執事として雇われることに。賄いとガードマンと秘書にかしずかれて銀杏(いちょう)屋敷に住まう謎の若き女主人・絹子さんの無理難題に応えようとして思いついた「波紋のチンギスハンのシマウマ作戦」の反響は?

(沢村さんの作品の)登場人物の多くは本作の「奥山史嗣」のように品行方正なほうなのに、「罪(黒)」に分類されるような行動もとってしまう。人間は、善悪の両方をあわせ持つものだから。共感できる心象風景と、人物の背景に広がるリアルな世界を、沢村さんは、興趣に富んだミステリー仕立てで書いている。本作ではなんと、「波」を小説にした。――<青木千恵「解説」より>

製品情報

製品名 さざなみ
著者名 著:沢村 凜
発売日 2011年02月15日
価格 定価 : 本体552円(税別)
ISBN 978-4-06-276883-2
判型 A6
ページ数 264ページ
シリーズ 講談社文庫
初出 2006年1月に小社より刊行されたもの。