内容紹介
90を越えている母の在宅介護、体力に不安を感じながらの孫のお守り。老いとは七面倒なものだと思いながら、少しずつ甘受する。年を重ねて心に浮かぶのは、よくもここまで生き延びて来たものだという感謝である。主婦業をこなしながらもの書き仕事を続け、活躍し続けるベストセラー作家の興味深い日常。
親の介護に孫のお守り 年を重ねて思うのは
90を越えている母の在宅介護、体力に不安を感じながらの孫のお守り。老いとは七面倒なものだと思いながら、少しずつ甘受する。年を重ねて心に浮かぶのは、よくもここまで生き延びて来たものだという感謝である。主婦業をこなしながらもの書き仕事を続け、活躍し続けるベストセラー作家の興味深い日常。
目次
- 老人と骨折
- いくつになっても母は母
- 地中海でのずる休み
- 秋晴れ
- 横浜ニューグランドホテル
- あたふた人生
- 林家彦六さんのこと
- 天王寺舞楽
- 相良を歩く
- 神様が下さった休暇
- 山の秋
- 中仙道の旅
- 明日は明日の風が吹く
- 殺 生
- 飛鳥初詣クルーズ
- 花との出会い
- 老人としての認識
- へんてこりんな話
- 想い出は遠く
- 小千谷市にて
- 「芸能花舞台」から
- ヘボンと明治学院前
- 播州網干の祭
- 古稀の年
- 遠くなった時代
- 命の終り
- 浅羽町にて
- 代々木八幡宮の金魚まつり
- 代々木公園にて
- 荒家改築騒動録
- あとがき
製品情報
製品名 | 老いること暮らすこと |
---|---|
著者名 | 著:平岩 弓枝 |
発売日 | 2006年12月15日 |
価格 | 定価 : 本体419円(税別) |
ISBN | 978-4-06-275595-5 |
判型 | A6 |
ページ数 | 200ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 『大衆文芸』’00年5月号・6月号~’03年10月号。’03年12月、小社より単行本として刊行。 |