内容紹介
私の見た「昭和20年」の記録である。満23歳の医学生で、戦争にさえ参加しなかった。「戦中派不戦日記」と題したのはそのためだ――(「まえがき」より)。 「歴史」「死」に淡々と対峙する風太郎の原点がここにある。終戦直後の日本人の生活精神史としても実感できる貴重な記録。
「歴史」「死」に淡々と対峙 風太郎の原点ここに!!
昭和20年、自らの体験と心情を、東京の一医学生が記録した克明日記
私の見た「昭和20年」の記録である。満23歳の医学生で、戦争にさえ参加しなかった。「戦中派不戦日記」と題したのはそのためだ――(「まえがき」より)
激動の1年の体験と心情を克明に記録した真実の日記。大きい文字で読みやすい新装版。
目次
- まえがき
- 戦中派不戦日記
- あとがき
製品情報
製品名 | 新装版 戦中派不戦日記 |
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著者名 | 著:山田 風太郎 |
発売日 | 2002年12月13日 |
価格 | 定価 : 本体1,200円(税別) |
ISBN | 978-4-06-273632-9 |
判型 | A6 |
ページ数 | 704ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | 1985年8月に刊行された講談社文庫『戦中派不戦日記』を新装版として文字を大きくし、新しく組み直したものです。 |