ロシアあるいは対立の亡霊 「第二世界」のポストモダン

講談社選書メチエ
ロシアアルイハタイリツノボウレイダイニセカイノポストモダン
  • 電子あり
ロシアあるいは対立の亡霊 「第二世界」のポストモダン
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内容紹介

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目次

  • はじめに 一九六八/九一年の亡霊
  • 主要人物一覧
  • 第一章 「第二世界」の物語
  •    一 日本とロシアのポストモダン
  •    二 「第二世界」のシニシズム
  • 第二章 ソ連記号論のパフォーマティヴィティ
  •    一 「私」とその外部
  •    二 ロトマンの演劇的文化論
  •    三 自由の権力性
  • 第三章 ポストモダニズムの「ロシア」
  •    一 記号論の「ロシア」
  •    二 ポストモダニズムと観測問題
  •    三 カオスの二つの顔
  •    四 ナショナル・アイデンティティとしての爆発
  • 第四章 記号から身体へ
  •    一 「生の構築」批判
  •    二 言葉とその外部
  •    三 「あいだ」としての身体
  • 第五章 「第二世界」のない対抗
  •    一 「権力にとっての他者」の困難
  •    二 共産主義の未来と過去
  •    三 対抗としての共同性
  •    四 対抗としての無為
  • おわりに 対立を消尽するために
  • 年表
  • あとがき
  • 索引

製品情報

製品名 ロシアあるいは対立の亡霊 「第二世界」のポストモダン
著者名 著:乗松 亨平
発売日 2015年12月11日
価格 定価:1,870円(本体1,700円)
ISBN 978-4-06-258616-0
通巻番号 613
判型 四六
ページ数 264ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:乗松 亨平(ノリマツ キョウヘイ)

乗松亨平(のりまつ・きょうへい)
一九七五年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学、博士(文学)。現在、東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門はロシア文学・思想。主な著書に『リアリズムの条件――ロシア近代文学の成立と植民地表象』(水声社)、訳書にミハイル・ヤンポリスキー『デーモンと迷宮――ダイアグラム・デフォルメ・ミメーシス』(水声社)、レフ・トルストイ『コサック――1852年のコーカサス物語』(光文社古典新訳文庫)など。

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