ヒッグス粒子の発見

ブルーバックス
ヒッグスリュウシノハッケンリロンテキヨソクトタンキュウノゼンキロク
  • 電子あり
ヒッグス粒子の発見
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内容紹介

ヒッグス粒子のすべてがわかる。

ピーター・ヒッグス本人をはじめ、主要科学者たちの証言を多数収録。
英国最優秀科学ジャーナリストが圧倒的ディテールで描ききる迫真のドキュメント。

ヒッグス場はね、夜のあいだに降り積もった雪のようなものなんだよ――。
(CERNを代表する理論物理学者、ジョン・エリス)

はじまりは、6人の物理学者による3編の論文だった。

「質量の起源」を明らかにする標準理論の最後の1ピース=「ヒッグス粒子」は、
いかに予測され、探索されてきたのか?

自らの名を冠されたヒッグスの苦悩、
巨大加速器の予算獲得をめぐる争い、
ライバルを出し抜こうと奔走する者たちの焦りと妬み、
人類史上最大の実験装置を作り上げた科学者たちの苦闘と栄光……。

“とらえがたき怪物”が生み出した、半世紀におよぶ群像劇のすべて。


【著者紹介】
イアン・サンプル
英国紙「ガーディアン」の科学担当記者。二〇〇五年、英国サイエンスライター協会(ABSW)による年間最優秀調査ジャーナリストに選出。ロンドン大学クイーン・メアリーで生物医学の博士号を取得。英国物理学会発行の学術誌の編集に携わった経験ももつ。オックスフォードシャー州出身、ロンドン在住。

目次

  • 第1章 プリンストンへ――その遥かなる道のり
  •  ヒッグス場に手なずけられた素粒子たち
  • 第2章 原爆の影
  •  科学者に明日は予見できない
  • 第3章 79行の論文
  •  南部陽一郎の論文と出会って
  • 第4章 名誉を分け合うべき男たち
  •  千載一遇のチャンスを逃したヒッグス
  • 第5章 電弱理論の確証を求めて
  •  CERN内部の争い
  • 第6章 野望と挫折
  •  ブッシュ‐宮沢会談の裏で――頓挫したSSC
  • 第7章 加速器が放った閃光
  •  「君はヒッグス粒子を見つけたのかね?」
  • 第8章 「世界の終焉」論争
  •  素粒子物理学界を揺るがした2通の投書
  • 第9章 “幻影”に翻弄された男たち
  •  「5σ」の壁
  • 第10章 「発見」前夜
  •  「神はヒッグス粒子を嫌っている」
  • 第11章 「隠された世界」
  •  ヒッグスから届いた手紙
  • 最終章 「新しい粒子」に導かれて
  •  「発見」と「観測」

製品情報

製品名 ヒッグス粒子の発見
著者名 著:イアン・サンプル 訳:上原 昌子
発売日 2013年02月21日
価格 定価 : 本体1,300円(税別)
ISBN 978-4-06-257798-4
通巻番号 1798
判型 新書
ページ数 520ページ
シリーズ ブルーバックス
初出 原著「MASSIVE:The Hunt for the God Particle」に、2012年7月4日のCERNの発表を受けて、著者が追加取材のうえで加筆した「最終章」を収録したもの。

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