江戸の殿さま全600家

講談社+α文庫
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  • 電子あり
江戸の殿さま全600家
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内容紹介

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目次

  • 序 どうして時代劇は戦国時代からあとばかりなのか──日本的組織は信長・秀吉・家康の発明
  • 第一章 織田家と松平家の創業物語に日本社会の秘密がある──中世の黄昏に尾張と三河ですべては始まった
  •  安土は織田家発祥の地だった(京都・近江・越前・尾張)
  •  松平家の長い流浪の旅路(京都・川西・羽曳野・上野・三河)
  •  織田信秀と松平清康が同じ年生まれの不思議
  • 第二章 苦労人信長の集めた実力派家臣団 ──生え抜き社員より中途採用優先
  •  三法師丸の天下を期待した宣教師たち
  •  先輩の失脚で織田家家臣団ナンバーワンになった前田利家
  •  本家岡山藩より分家鳥取藩が格上の謎
  •  森蘭丸一族が恨んだ家康の横領事件
  • 第三章 豊臣秀吉に仕えた武将と官僚──新しい経営理念が古参社員に浸透せず
  •  北政所寧々の親戚たち
  •  加藤清正が福島正則より格下なのはなぜ
  •  明治天皇から野武士の子孫といわれて怒った蜂須賀公
  • 第四章 徳川・松平家の御親戚集合──社長の子だくさんこそ繁栄の秘密
  •  一四松平家は遠い親戚たち
  •  家康は好きな子供と嫌いな子供の差が極端
  • 第五章 譜代大名の忙しい転勤──戦死者の子孫への手厚い配慮
  •  譜代の名門・酒井と本多
  •  安祥譜代は家の子郎党
  •  岡崎譜代は戦国大名初期の採用
  •  家康の母の実家水野家はゴシップの宝庫
  • 第六章 関東武士の残党たち──武田武士や今川旧臣も積極活用
  •  小笠原流の博物館が小倉にある理由
  •  鎌倉鶴岡八幡宮で上杉謙信の人生最良の日
  •  しぶとく生き残った関東武士の名門たち
  •  コラム 本多家歴代藩主と転封
  • 第七章 一族重臣の扱いに悩み続けた東北の名門──征服者たちの子孫がまた征服されて
  •  南部と津軽は永遠のライバル
  •  古代蝦夷と近世東北をつなぐ豪族
  •  伊達政宗は茨城、栃木、福島、山形、宮城のどこが故郷なのか
  • 第八章 大航海時代の夢に生きた西日本の豪族──鋭い国際感覚の遺伝子
  •  百済王家の子孫大内氏は茨城県に
  •  家康は第三次朝鮮遠征も視野に入れた交渉をした
  •  薩摩隼人の日本征服
  •  長州と土佐が少しよそと違う理由

製品情報

製品名 江戸の殿さま全600家
著者名 著:八幡 和郎
発売日 2004年08月25日
価格 定価:817円(本体743円)
ISBN 978-4-06-256869-2
判型 A6変型
ページ数 368ページ
シリーズ 講談社+α文庫

著者紹介

著:八幡 和郎(ヤワタ カズオ)

1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業後、通商産業省入省。フランス国立行政学院(ENA)留学。北西アジア課長、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを経て退官後、評論家・テレビコメンテーターとして活躍。現実の政治や経済についての豊富な知識経験から、歴史の謎を鋭くユニークに分析する。

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