泥だらけのカルテ 家族のもとに遺体を帰しつづける歯科医が見たものは?

ドロダラケノカルテカゾクノモトニイタイヲカエシツヅケルシカイガミタモノハ
  • 電子あり
泥だらけのカルテ 家族のもとに遺体を帰しつづける歯科医が見たものは?
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内容紹介

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目次

  • ※変更アリ
  • 【はじめに】
  • 【第一章】
  • 診察室から聞こえてくる会話
  • 「カルテの棚の扉を」
  • 「海が、動いてる……」
  • 命を守るたたかい
  • 【第二章】
  • 変わりはてた町
  • 残っていたカルテ
  • 警察官とデータを取りに行く
  • カルテを洗う日々
  • なぜ、「歯のデータ」が役に立つのか
  • 世界一、歯医者さんに通っている日本人
  • 航空機事故や森林火災でも活躍
  • 【第三章】
  • 小笠原登久さんの場合
  • 頬の粘膜を取られていた女の子
  • 「DNA」って、なんだろう?
  • 「ウ396」の写真
  • 火葬される前にご遺族へ!
  • 見違えるように復元された登久さん
  • 【第四章】
  • 鵜住居で生きていく覚悟
  • 診療再開!
  • 入れ歯にも特徴がある
  • 「やはり旦那さんに間違いないんです」
  • 【第五章】
  • テレビで報じられた子どもの遺体
  • 遺体のデンタルチャートは?
  • 避難所から娘と孫たちを捜し歩いた
  • 歯科医師の役割の大きさ
  • 遺体が別人だと証明する力
  • 【第六章】
  • 震災後に出始めた自殺者
  • 地元の新聞に載った「声」
  • 陽ちゃんとおばあちゃんのカレー
  • 防災センターの「終わらせ方」
  • これから起きる巨大地震に備えて

製品情報

製品名 泥だらけのカルテ 家族のもとに遺体を帰しつづける歯科医が見たものは?
著者名 著:柳原 三佳
発売日 2014年02月28日
価格 定価:1,320円(本体1,200円)
ISBN 978-4-06-218777-0
判型 四六
ページ数 178ページ
シリーズ 世の中への扉

著者紹介

著:柳原 三佳(ヤナギハラ ミカ)

1963年、京都市生まれ。ノンフィクション作家。交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演、テレビ、ラジオ出演等を行う。『週刊朝日』に連載した告発ルポがきっかけで、自賠責制度の大改定につながった。児童向けノンフィクション書籍は『柴犬マイちゃんへの手紙 無謀運転でふたりの男の子を失った家族と愛犬の物語』(講談社)につづく2冊目。主な著書に、『自動車保険の落とし穴』(朝日新聞出版)、『交通事故被害者は二度泣かされる』(リベルタ出版)、『家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明』(WAVE出版)、『遺品 あなたを失った代わりに』(晶文社)。なお、『示談交渉人 裏ファイル』(共著、角川文庫)はTBSでドラマシリーズ化、『巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語』(講談社)はNHKでドラマ化され、アメリカ国際ビデオフィルム祭・ドキュメンタリー部門で3位に入賞。

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