世の中への扉 柴犬マイちゃんへの手紙 無謀運転でふたりの男の子を失った家族と愛犬の物語

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世の中への扉 柴犬マイちゃんへの手紙 無謀運転でふたりの男の子を失った家族と愛犬の物語
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内容紹介

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目次

  • ※現状のネームは仮です
  • 【第一章】 楽しみにしていた冬休みに
  • いとこどうしのふたり/インド料理店での最後の夕食/車のライトが左右にゆれて/とりちがえられたふたり/男の約束/「良き息子であり、良き友だちでした」/「何もしていないあの子が、なぜ……」
  • 【第二章】マイちゃんがやってきた日
  • 〈柴犬の行方を探しています〉/ワン友たちの大捜索/わが家に戻っていたマイちゃん/あと一日遅かったら殺処分だった/意識をとり戻した水島さん夫妻/ワン友からのメールには
  • 【第三章】あまりにもひどすぎる運転
  • 「制限速度など気にしたことがなかった」/暴走ドライブの一部始終/しょっちゅう目撃されていたMの運転/病院に現れた加害者の両親/「奇跡の犬」
  • 【第四章】夫婦によりそった犬
  • しまいこまれた遺品/『どうしてあの子たちの身がわりになってくれなかったの!』/ナナちゃんママとマイちゃん/みずからを責めつづける日々/マイちゃんと事故現場へ/臓器移植を決断した理由/被害者として裁判に参加する
  • 【第五章】証言をひるがえした加害者
  • 「蛇行運転はしていません」/検察vs弁護人「争いのポイント」/「おぼえていない」をくりかえした/ふたりのお父さんの思い/判決。そして無力感
  • 【第六章】ずっと忘れない
  • 中原街道を走るたびに/お母さんと遼人くんの交換日記/「この悲しみと、うまくつきあっていかないと」/自分を変えていくために/遺族が加害者に求めていること/マイちゃんへの手紙
  • 【あとがき】

製品情報

製品名 世の中への扉 柴犬マイちゃんへの手紙 無謀運転でふたりの男の子を失った家族と愛犬の物語
著者名 著:柳原 三佳
発売日 2013年11月22日
価格 定価:1,320円(本体1,200円)
ISBN 978-4-06-218637-7
判型 四六
ページ数 194ページ
シリーズ 世の中への扉

著者紹介

著:柳原 三佳(ヤナギハラ ミカ)

1963年、京都生まれ。ノンフィクション作家。交通事故、司法問題等をテーマに執筆や講演、テレビ、ラジオ出演等を行う。『週刊朝日』に連載した告発ルポがきっかけで、自賠責制度の大改定につながった。主な著書に、『自動車保険の落とし穴』(朝日新聞出版)、『交通事故被害者は二度泣かされる』(リベルタ出版)、『家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明』(WAVE出版)、『遺品 あなたを失った代わりに』(晶文社)。なお、『示談交渉人 裏ファイル』(共著、角川文庫)はTBSでドラマシリーズ化、『巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語』(講談社)はNHKでドラマ化され、アメリカ国際ビデオフィルム祭・ドキュメンタリー部門で3位に入賞。また、『遺品』に掲載された短編を基にした、公共キャンペーン・スポット「交通事故で、死なない。死なせない。」 (東海テレビ放送/電通中部支社) は2013年6月、ギャラクシー賞CM部門で優秀賞を受賞した。

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