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内容紹介

橘論里は中学2年生の男子。母親と、血のつながらない父親と、妹・有里と暮らしている。学校では、開校20周年記念の行事をやることになり、論里は実行委員にさせられる。校庭に描くことになった冬の星座に思いをはせながら、論里は自分と自分をとりまく人たちのことを考えはじめる。生まれるときも死ぬときもひとりきり。だけど、だれにも迷惑かけずに存在できるものなんか、どこにもない――。


 主人公の橘論里(たちばな・ろんり)は中学2年生の男子。母親と、血のつながらない父親と、妹・有里(あり)と暮らしている。
 ある日、学校から帰ると、母親が書き置きを残していなくなっていた。冗談かと思ったら、趣味のカメラを持って、撮影旅行に出てしまったのだ。しかも、いつ帰るかわからない。母親不在のまま、楽天的な父親と妹と、不格好ながらもなんとか生活を送っていくことになった。
 学校では、開校20周年記念の行事をやることになり、論里は実行委員にさせられる。仲がいい轟元気(とどろき・げんき)と、変人の水原白(みずはら・ましろ)とともに、おずおずと活動をはじめる。
 校庭に描くことになった冬の星座に思いをはせながら、論里は自分と自分をとりまく人たちのことを考えはじめる。
 生まれるときも死ぬときもひとりきり。だけど、だれにも迷惑かけずに存在できるものなんか、どこにもない――。人と人との「つながり」は、こんなにももどかしく、こんなにも愛おしい!

目次

  • 第一章 手紙
  • 第二章 学校
  • 第三章 キャベツ
  • 第四章 アンケート
  • 第五章 実行委員会
  • 第六章 白のファイル
  • 第七章 プチトマト
  • 第八章 夏休み
  • 第九章 迷子
  • 第十章 つながる星
  • 第十一章 それぞれの名前
  • 第十二章 リハーサル
  • 第十三章 ドアポスト
  • 第十四章 鍋焼きうどん
  • 第十五章 流星群
  • 第十六章 小火
  • 第十七章 キャンドルナイト
  • 終章 終わりとはじまり

製品情報

製品名 紙コップのオリオン
著者名 著:市川 朔久子
発売日 2013年08月20日
価格 定価 : 本体1,400円(税別)
ISBN 978-4-06-218452-6
判型 四六
ページ数 258ページ

著者紹介

著:市川 朔久子(イチカワ サクコ)

1967年福岡県生まれ。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。千葉県在住。『よるの美容院』で第52回講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。

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