虐待と微笑 裏切られた兵士たちの戦争

ギャクタイトホホエミ
虐待と微笑 裏切られた兵士たちの戦争
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内容紹介

イラク・アブグレイブ収容所での捕虜虐待事件。兵士の股間を女性米兵が笑いながら指差す写真は世界を戦慄させた。これは〈対テロ戦争〉の虜囚にジュネーブ条約の権利はない、と断じた米政権上層部に責任があった。追われた兵士たち、その告発者、CIAの工作員、キューバに収容されたアラブ人などへ取材。戦地に虐待現場に、そしてアメリカの悲劇に肉迫した著者の、9・11からビンラディン殺害まで10年間の記録


世界を戦慄させたイラク・アブグレイブ収容所での捕虜虐待事件。
人間ピラミッドを築かせ、犬に挑発させ、裸の股間を女性米兵が笑いながら指差す写真が世界に流れた。捕虜の権利を認めるジュネーヴ条約を無視した暴挙はなぜ起きたか。
それは兵士の問題ではなく、テロの容疑者には捕虜の権利はない、と断じた米政権上層部の責任であった。
上官の命令で拷問・虐待におよび罪に問われた下級兵士たち。虐待を告発した兵士、また、CIAの工作員となったビンラディンの関係者、キューバに収容されたアラブ人などのインタビューを通し、理性を失った超大国の姿に迫る。
戦地に虐待現場に、そしてアメリカの悲劇に肉迫した著者の、9・11からビンラディン殺害まで10年間の記録

目次

  • 読者へのノート/第1章 容疑者を裏切った男/第2章 キューバのアルカイダ収容所/第3章 虐待と微笑/第4章 アブグレイブの深い闇/第5章 女性准将の行脚/終章 〈対テロ戦争〉10年目の果て/著者のノート

製品情報

製品名 虐待と微笑 裏切られた兵士たちの戦争
著者名 著:吉岡 攻
発売日 2012年08月31日
価格 定価 : 本体1,800円(税別)
ISBN 978-4-06-217936-2
判型 四六
ページ数 298ページ

著者紹介

著:吉岡 攻(ヨシオカ コウ)

よしおか・こう テレビジャーナリスト。1944年、長野県生まれ。68年、東京写真(現東京工芸)大学卒業。その後、写真家として沖縄に在住。71年、『沖縄69-70』で平凡社「太陽賞」の準太陽賞を受賞。81年、テレビディレクターとして『11PM』『NNNドキュメント」(日本テレビ)、1985年から2004年まで『ニュースステーション』(テレビ朝日)、『報道特集』(TBS)で活躍。現在はテレビ番組制作会社「オルタスジャパン」の専務取締役兼ディレクターを務める。写真集『沖縄69~70』(1970年)のほか、著書に『写真と権力』(共著・74年)、『新韓国事情』(74年)、『いくさ世・沖縄』(97年)、『戦争の果て』(2004年)、『子ども・平和・未来 21世紀の紛争』(編・全5巻、10年)。テレビドキュメンタリーとしては『微笑と虐待』(2008年)などがある。