原発と日本はこうなる 南に向かうべきか、そこに住み続けるべきか

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原発と日本はこうなる 南に向かうべきか、そこに住み続けるべきか
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目次

  • 原発事故の裏で/「今度もまたモニタリングポストの数字が消えた」/SPEEDIの存在を海外メディアに知らせた内部告発/計画停電が不要だった証拠/「原子力村」の狂気/一五分間も続いた臨界/アメリカ人技術者の内部告発/「原子力村」に蠢く住人/原発の利益が火力発電の四倍になるカラクリ/電力会社の社債が高格付けである理由/原発の地元町長の実弟が経営する会社の受注額/原子力委員会のとんでもない決定/電力族が送発電の一体化を確保した条文/経産省・資源エネルギー庁の暴走の末に/天下りを許す民主党政権下での「裏下り」とは/天下りで「法律を無視しますよ」といった菅内閣/電力会社への天下りの数でわかる利権の大きさ/数限りなく天下り先をつくる経産省の「魔法の杖」/原子力利権の海外展開を図る民主党原子力議員/津波の高さを評価したメンバーの背景/放射性物質と汚染物を除外する数々の法律/朝日新聞へのPR広告で読売と毎日は/原子力大綱策定会議に産経新聞論説委員長が/事故後に安全ばかりを強調した学者の背後に/北朝鮮よりも日本のプルトニウムが世界の問題/六ヶ所村は核のゴミ捨て場なのか/高速増殖炉の実用化は半世紀先/「もんじゅ」で一兆円が無駄になるのか/使用済核燃料プールがあふれる時期/英仏両国にあるプルトニウムの保管料も電気代に/「一九兆円の請求書」とは何か/国会で堂々と嘘をついた資源エネルギー庁長官/放射性廃棄物の最終処分はロケットで宇宙に?/再生可能エネルギーで電気はすべてまかなえる/経産省・電力会社・族議員が再生エネルギーの妨害を/白旗を上げた経産省/東電副社長だった元参院議員の介入/国際原子力開発株式会社の怪/ヨルダンには適さない原発を輸出するのか/世界でも群を抜く日本の地熱資源量/地熱用蒸気タービンの世界シェアは約七割/温泉から捨てられるお湯だけで七〇万kwも/風力で世界の電力需要の四〇倍が/二〇五〇年に電力の一五パーセント以上を風力で/風力が電気の一五パーセントに達するスペイン/風力発電の素材や部品で活躍する日本企業/五〇〇億kWhの電力が一年間に太陽光で/日本の太陽光発電がトップの座を失った理由/最も多く雇用を創出する太陽光発電/太陽熱も利用して電力需要の削減を/小水力発電の資源量は原発一四基分/バイオマス発電からの二酸化炭素の性質/世界のエネルギー問題解決のために日本の技術を

製品情報

製品名 原発と日本はこうなる 南に向かうべきか、そこに住み続けるべきか
著者名 著:河野 太郎
発売日 2011年11月19日
価格 定価:1,320円(本体1,200円)
ISBN 978-4-06-217438-1
判型 四六
ページ数 258ページ

著者紹介

著:河野 太郎(コウノ タロウ)

 一九六三年、神奈川県生まれ。衆議院議員。一九八一年、慶応大学 経済学部入学。一九八二年、ジョージタウン大学入学比較政治学専攻。一九八三年、カリフォルニア州選出クランストン上院議員(民主党)の大統領選対に参加。一九八四年、アラバマ州選出シェルビー下院議員(民主党)議会事務所でアシスタントをつとめ、同年、ポーランド中央計画統計大学留学。 一九八五年、ジョージタウン大学卒業。一九八六年、富士ゼロックス株式会社入社。一九九一年、富士ゼロックスアジアパシフィック設立と同時にシンガポール赴任。一九九三年、日本端子株式会社入社。一九九六年、第四一回衆議院総選挙で初当選、。二〇〇二年、総務大臣政務官に就任、同年、生体肝移植のドナーとなり父・河野洋平(元衆議院議長)に肝臓を移植する。二〇〇四年、議員立法で消費者基本法案、特定船舶入港禁止法案を成立させ、同年、第九代自民党神奈川県連会長に就任。二〇〇五年、 議員立法で臓器移植法改正案を成立させる。同年、法務副大臣に就任。二〇〇八年、衆議院外務委員長就任。二〇〇九年、自由民主党総裁選挙で次点。著書に、『私が自民党を立て直す』『決断 河野父子の生体肝移植』。

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