蝶々にエノケン 私が出会った巨星たち

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蝶々にエノケン 私が出会った巨星たち
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内容紹介

天才子役が見た昭和の芸人たち。長谷川一夫、花菱アチャコ、美空ひばり、古賀政男、水谷八重子、佐々十郎、横山エンタツ、ミヤコ蝶々、西条凡児、フランク永井、古川緑波、三益愛子、榎本健一、三木のり平、八波むと志、古今亭志ん朝、三遊亭圓生、益田喜頓、森繁久彌、三船敏郎、嵯峨美智子……。戦後昭和をたどる交遊録。芸能秘話でたどる戦後昭和史。


天才子役が見た昭和の芸人たち

長谷川一夫、花菱アチャコ、美空ひばり、古賀政男、川上のぼる、泉田行夫、水谷八重子、佐々十郎、茶川一郎、横山エンタツ、ミヤコ蝶々、西条凡児、フランク永井、古川緑波、三益愛子、榎本健一、三木のり平、八波むと志、古今亭志ん朝、三遊亭圓生、益田喜頓、森繁久彌、三船敏郎、嵯峨美智子、越路吹雪、音羽信子……。
八歳で子役としてデビュー以来、数々の名役者と共演してきた中山千夏だからこそ書けた戦後昭和の芸人列伝!

<本文より>
キミのからだには、そんな文化も入っとるんか!
ウィスキーグラス片手にそう叫んだのはある詩人だった。隣にはあるシンガーソングライターもいて、そこは、和風の宴席だった。ふたりが「エノケン」を話題にした。何かで最近、古いフィルムを見ることがあったらしい。すごいね、すごい、ちっとも古くないんだ、そうそう。盛んに感心しあっている。間にはさまっていた私は、つい自慢したくなった。
「私、共演したことあるよ」
ええっ、と同時にふたりが叫んだ。私に向けられたまんまるな四つの目玉には、とんと見たことのない色が浮かんでいた。尊敬の色だ。(「はじめに」より)

目次

  • 1章 映画の世界で
  •   芸能界最深部に 長谷川一夫 林成年/林与一
  •   初めての映画出演で 花菱アチャコ 浪花千栄子/中村玉緒/堺駿二/トニー谷
  •   別のスタジオで 美空ひばり/川田晴久 1
  •   ミュージカル熱の時代に 松本幸四郎/市川染五郎/中村萬之助/中村扇雀/中村鴈治郎/江利チエミ
  •   同業者として 古賀政男 
  • 2章 ラジオと児童劇団
  •   ハリスクイズから 川上のぼる/得津奈都子 
  •   劇団ともだち劇場で 泉田行夫 
  •   ラジオのスタジオで 水谷八重子 大矢市次郎
  •   子どもと演劇 
  • 3章 電気紙芝居のころ
  •   やりくりアパートで 佐々十郎/茶川一郎/横山エンタツ 引田天功/大村崑
  •   ふたつの一家に 志摩靖彦/由美あづさ/園佳也子
  •   シャボン玉劇場で ミヤコ蝶々 南都雄二/曾我廼家五郎八/夢路いとし・喜味こいし/白木みのる/星由里子
  •   かねてっちゃん 松島トモ子/林美智子
  • 4章 梅田界隈
  •   北野劇場で 西条凡児/フランク永井 
  •   ウエスタンカーニバルがきた 守屋浩/いしだあゆみ
  •   梅田コマ劇場から 古川緑波
  •   東京の風
  • 5章 有楽町界隈
  •   母から婆へ 三益愛子 飯田蝶子/川口浩
  •   テコの日々に 高島忠夫 
  •   夢のビッグファミリー 
  •   隣の楽屋に 榎本健一
  •   伝説の浅草から ジェリー伊藤
  •  「ぜんぜんわかってない」 
  •   喜劇王の歌
  • 6章 雲の上団五郎一座で
  •   三木鶏郎の世界から 三木のり平 森光子
  •   たけくらべの日々 宮城まり子
  •   ドゥーリトルの悲劇 八波むと志 三浦洸一/小鹿敦
  •   いまだ参上つかまつりませぬ
  • 7章 フィナーレに
  •   寄席育ち 古今亭志ん朝/三遊亭圓生 土田早苗/島かおり/前田美波里
  •   ぼういずの面影 益田喜頓 高峰秀子
  •   華麗なるダンサー 森繁久彌/三船敏郎 天本英世
  •   「女優」と「女形」 瑳峨美智子 殿山泰司/山田五十鈴
  •   すみれの花束

製品情報

製品名 蝶々にエノケン 私が出会った巨星たち
著者名 著:中山 千夏
発売日 2011年10月06日
価格 定価 : 本体1,800円(税別)
ISBN 978-4-06-217165-6
判型 四六
ページ数 314ページ

著者紹介

著:中山 千夏(ナカヤマ チナツ)

(なかやま・ちなつ)
作家。1948年生まれ。8歳でデビュー、「名子役」として有名に。1970年代には、俳優、司会者、声優、歌手としてテレビで活躍、世に「チナチスト」をうみだした。作詞も数多く、文筆でも『子役の時間』ほかで直木賞候補になるなどして、その多才が広く知られた。また女性解放運動や人権の社会運動家としても著名。1980年から参議院議員を一期務めた。現在は著作に専念。六十余冊にのぼる著書は、創作とノンフィクション、テーマは女性、人権、古代史と多岐にわたる。近著に「日本絵本賞」受賞の『どんなかんじかなあ』(自由国民社)、『海中散歩でひろったリボン~ボニン島と益田一』(KTC中央出版)、『幸子さんと私~ある母娘の症例』(創出版)、『くもはいく』(河出書房新社)がある。また伊豆を根拠地とするスクーバダイバーとして、約20年900本の経験がある。近況としては、今年、3・11東日本大震災に起因する原発事故に憤激して、『私のための原発メモ』を書きネットに公開。有志と共に自費制作した冊子版は数千人の手に渡り、脱原発運動に活用されている。

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