徳富蘇峰 終戦後日記 (4)  『頑蘇夢物語』完結篇

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徳富蘇峰 終戦後日記 (4)  『頑蘇夢物語』完結篇
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内容紹介

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目次

  • 無秩序乱脈の世相/精神的にも日本は四等国以下/何故に日本は敗れたるか/人物の欠乏/彼我首脳者器局の懸隔/東亜民族指導の資格欠如/全体的大構想の欠如/世界戦史上最愚劣の戦争シナ事変/日本の対支二大失策/日清日露役に比し軍の素質低下す/緒戦の奇功に陶酔し和平の機を逸す/日本の教育日本を亡国たらしむ/
  • 不合理なる官公吏ゼネスト/二・一ゼネスト禁ぜらる/勝利者の悲哀 米国の前途に横たわる巨大黒雲/米国東亜政策の破産/百敗院泡沫頑蘇居士 事総て志と違う予の生涯/生涯の大穴の一ー新聞経営/生涯の大穴の二ー政治への深入/随波遂浪の大隈に予の幻滅/内閣の瓦解と予の出処進退/桂内閣の功業と自己陶酔/桂の死が予に与えたる絶望と自由/性善説の執着と対人過信ー予が失敗多くこれによる/予が不明、日本の総てを買い被る/軍隊無き日本の治安/大和民族に濃厚なる模倣性/外尊内卑の日本/中庸の欠乏、行き過ぎの通弊/終戦後日本の驚くべき激変/人間天皇/世界支配を争う二大勢力

製品情報

製品名 徳富蘇峰 終戦後日記 (4)  『頑蘇夢物語』完結篇
著者名 著:徳富 蘇峰
発売日 2007年08月08日
価格 定価:2,860円(本体2,600円)
ISBN 978-4-06-214130-7
判型 四六
ページ数 438ページ

著者紹介

著:徳富 蘇峰(トクトミ ソホウ)

1863年、熊本生まれ。熊本洋学校に学び、同志社では新島襄の教えを受ける。1887年、民友社を設立し『国民之友』『国民新聞』を発行、平民主義を唱道する。明治、大正、昭和を通じて日本の代表的な言論人として活躍。戦時中は大日本文学報国会会長、大日本言論報国会会長。1943年、文化勲章受章。主著に『近世日本国民史』全100巻、『将来之日本』『大正の青年と帝国の前途』『時務一家言』『静思余録』などがある。1957年、95歳にて死去。

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