徳富蘇峰 終戦後日記

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徳富蘇峰 終戦後日記
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内容紹介

明治・大正・昭和を通じた大言論人・徳富蘇峰。平民主義を唱道して論壇に登場、一転して帝国主義の使徒となった蘇峰は、戦後、戦犯に指名されたが、終戦直後からその心境を赤裸々に綴った日記を残した。玉音放送の3日後より記録された日記は、無条件降伏への憤り、東條、近衛など政府首脳や軍部への批判、超然たる態度に終始した昭和天皇への苦言と戦争の行方を読み誤った自らの悔悟が率直に語られてた第1級の歴史史料である。


明治・大正・昭和を通じて言論人として活躍し、近代日本の歴史に多大な与えた徳富蘇峰。肥後の若き民権家として登場し、平民主義の唱道者として論壇に確固たる位置を占め、一転して帝国主義の使徒となった蘇峰は、戦後、戦犯に指名された毀誉褒貶の激しい生涯を送った。終戦直後からその心境を赤裸々に綴った「頑蘇夢物語」と題する全14巻に及ぶ日記は、直孫の徳富敬太郎氏が、60年にわたって保管してきたが、没後50年を前に初めて公開された。玉音放送から3日後の昭和20年8月18日朝より記録された日記には、無条件降伏への憤り、東條、近衛など政府首脳や軍部の無策への批判、戦争中も超然たる態度に終始した昭和天皇への苦言、そして戦争の行方を読み誤った自らの悔悟などが、率直に語られている。第1級の歴史史料を発掘した注目の書。

目次

  • 1巻 敗戦空気濃化と予/陛下の玉音を謹聴して/敗戦論   者の陰謀/敗戦の原因(一)~(一二)、他
  • 2巻 戦争犯罪者と戦争挑発者/日本は侵略国に非ず/勝    つべき戦争に自ら負ける/軍官を糾弾す、他
  • 3巻 自決の杉山、未遂の東條/陛下のマ元帥訪問に思う
  •    陸海将官の涜職、下級軍人の貪欲/驚くべき日本上下   の急豹変/御退位問題の核心/米国、神道の廃絶を   期す/対米従属の日本政府/鳩山一郎氏宛書簡、他
  • 4巻 マッカーサーの手、宮内省に及ぶ/日本精神の破壊
  •    /呆れた軍人の火事場泥棒/予の一大懺悔/近衛公   に対する期待と失望/明治節に暗涙禁ぜず/痛感す    る幻滅/日本人たるを恥じる/国民は軍を買被る、他
  • 5巻 東條と予/大正天皇祭とクリスマス(昭和20年12月)

製品情報

製品名 徳富蘇峰 終戦後日記
著者名 著:徳富 蘇峰
発売日 2006年07月23日
価格 定価 : 本体2,800円(税別)
ISBN 978-4-06-213424-8
判型 四六
ページ数 462ページ

著者紹介

著:徳富 蘇峰(トクトミ ソホウ)

1863年、熊本生まれ。1887年、上京して民友社を結成、雑誌「国民之友」や「国民新聞」を創刊。その後、貴族院議員を経て評論家として活躍。『近世日本国民史』で文化勲章を受章する。戦争中は大日本言論報国会長を務めたが、敗戦後、公職追放をうけ熱海に蟄居。1957年、95歳で逝去する。主な著書に『将来之日本』『大正の青年と帝国の前途』『時勢一家言』『蘇峰自伝』などがある

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