作家は行動する

講談社文芸文庫
サッカハコウドウスル
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作家は行動する
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内容紹介

「人間の行動はすべて一種のことばである」ーー文体は書きあらわされた行動の過程、人間の行動の軌跡である。ニュー・クリティシズムやサルトルの想像力論の批判的摂取を媒介に、作家の主体的行為としての文体を論じた先駆的業績であり、著者自らの若々しい世代的立場を鮮烈に示した初期批評の代表作。石原慎太郎、大江健三郎らの同世代の文学と併走しつつ、文学の新たな可能性の地平を提示する。


戦後批評の<青春>溢れる初期代表作

人間の行動はすべて一種のことばである。
文体は書きあらわされた行動の過程――人間の行動の軌跡である。ニュー・クリティシズムやサルトルの想像力論の批判的摂取を媒介に、作家の主体的行為としての文体を論じた先駆的業績であり、著者自らの若々しい世代的立場を鮮烈に示した初期批評の代表作。石原慎太郎、大江健三郎らの同世代の文学と併走しつつ、文学の新たな可能性の地平を提示する。

大久保喬樹
ここには、『小林秀雄』にも『漱石とその時代』にも劣らない、命をかけた――当時の言い回しで言うなら実存をかけた若き江藤の文学創造の行程が刻みこまれているのである。この行程を一歩一歩自分の足でたどり、その軌跡を確認したからこそ、その後の成熟期への展開が開けてきたのである。そして、それは、(中略)江藤個人の青春であるとともに、戦後日本批評、戦後日本社会の青春をも体現するものだったのだ。――<「解説」より>

製品情報

製品名 作家は行動する
著者名 著:江藤 淳 解説:大久保 喬樹
発売日 2005年05月12日
価格 定価 : 本体1,300円(税別)
ISBN 978-4-06-198404-2
判型 A6
ページ数 304ページ
シリーズ 講談社文芸文庫
初出 ’59年1月、書き下ろし長篇評論として小社より刊行。底本も同書とする。また必要に応じて、講談社刊『江藤淳著作品』第5巻(’67年8月)、河出書房新社刊『新編江藤淳文学集学』第4巻(’85年2月)を参照。

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