老子・荘子

講談社学術文庫
ロウシ・ソウシ
老子・荘子
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内容紹介

儒家の人為の思想を相対差別の元凶として否定した老子は、無為自然を根本の立場として不浄の哲学を説く。荘子はなお徹底して運命随順を志向し、万物斉同を根本思想とした。著者は老荘の微妙な相違を検証しながら、「道」と「無」に収斂される壮大な思想体系の全貌を明証する。宇宙の在り方に従って生きんとする老荘思想の根本的意義と、禅や浄土宗などを通して日本人に与えた多大な影響を照射する好著。

目次

  • 1 老荘の思想
  •   1.老子の思想
  •     1.老子の出発点――自然主義
  •     2.理想郷の農村共同体と無為自然の政治
  •     3.老子の人生哲学
  •     4.道と無の形而上学
  •   2.荘子の思想
  •     1.無限者による絶対無差別の世界の実現――万物斉同の思想
  •     2.人間の運命の肯定――死生を斉しくす
  •     3.人間の内にある自然――『荘子』外篇・雑篇の思想
  • 2 老子と荘子の生涯
  •   1.老荘の生きた戦国時代
  •   2.老子の伝記
  •   3.荘子の伝記
  • 3 老子・荘子の書
  •   1.『老子』の書の成立
  •   2.『老子』の書の構成
  •   3.『老子』の注釈書
  •   4.『老子』の訳文と解説
  •   5.『荘子』の書の成立
  •   6.『荘子』の注釈書
  •   7.『荘子』の訳文と解説
  • 4 老荘思想のその後の展開
  •   1.漢代の老子の思想
  •     1.老子と法家思想の結合
  •     2.「淮南子」と「列子」
  •   2.老子と神仙説・道教
  •     1.黄老思想と神仙説の結合
  •     2.道教の成立と老子
  •     3.道教教理に採用された老子の思想
  •     4.道家思想と道教の異同の問題
  •   3.六朝時代およびその後の老荘思想
  •     1.老荘学の興隆
  •     2.社会現象としての老荘思想の流行
  •     3.老荘思想と文学
  •   4.老荘思想と仏教
  •     1.初期仏教の老荘的受容
  •     2.禅宗と老荘思想
  •     3.浄土教と老荘思想

製品情報

製品名 老子・荘子
著者名 著:森 三樹三郎
発売日 1994年12月05日
価格 定価 : 本体1,380円(税別)
ISBN 978-4-06-159157-8
通巻番号 1157
判型 A6
ページ数 480ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 『人類の知的遺産5』として’78年7月に小社より刊行

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