都市はなぜ魂を失ったか ―ジェイコブズ後のニューヨーク論

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都市はなぜ魂を失ったか ―ジェイコブズ後のニューヨーク論
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内容紹介

ジェイン・ジェイコブズの大ベストセラー「アメリカ大都市の死と生」後のニューヨークを観察してきた著者による、都市の本質についての考察。なぜ都市は魂を失ってしまったのか? 都市論の新たなバイブルが誕生。



山崎亮氏(studio-L代表、京都造形芸術大学教授)推薦
 日本各地に「魂を失ったように見える都市」が存在する。シャッターがならぶ商店街。空き地や駐車場だらけのまちなか。誰もいない駅前。「昔はよかったんだけどな」とつぶやく人々。まるで魂が抜けてしまったようだ。しかし逆もまた魂を失ったようだ、と本書は指摘する。中心市街地活性化とか公共空間の民営化などといって、高級なブランドショップを誘致したり、立派な再開発ビルを建てたりする都市がある。洗練され、高級になった都市から追い出される人たちがいることを考えると、きらびやかになった都市に魂が存在するかと問われれば否と答えざるをえない。
 きっと都市の魂はコミュニティの意志に宿るのだろう。それは、見た目の美しさや一時の体験に宿るわけではない。コミュニティの意志に宿る都市の魂こそが、結果的に美しい空間やとびきりの体験を生み出すことになるのだ。順番を間違えてはならない。まずは都市の本質を見きわめること。『裸の都市』から発想すること。そしてコミュニティ間の対話を大切にすること。
 私が本書から受け取ったメッセージは以上のようなものである。コミュニティデザインに取り組む人間を大いに勇気づけてくれる本だといえよう。

製品情報

製品名 都市はなぜ魂を失ったか ―ジェイコブズ後のニューヨーク論
著者名 著:シャロン・ズーキン 訳:内田 奈芳美 訳:真野 洋介
発売日 2013年01月13日
価格 定価 : 本体3,800円(税別)
ISBN 978-4-06-157301-7
判型 四六
ページ数 392ページ