道徳の時間

講談社文庫
ドウトクノジカン
  • 電子あり
道徳の時間
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内容紹介

乱歩賞問題作、文庫化で大幅加筆、完全リニューアル!!


ビデオジャーナリストの伏見が住む鳴川市で、連続イタズラ事件が発生。現場には『生物の時間を始めます』『体育の時間を始めます』といったメッセージが置かれていた。そして、地元の名家出身の陶芸家が死亡する。そこにも、『道徳の時間を始めます。殺したのはだれ?』という落書きが。イタズラ事件と陶芸家の殺人が同一犯という疑いが深まる。同じ頃、休業していた伏見のもとに仕事の依頼がある。かつて鳴川市で起きた殺人事件のドキュメンタリー映画のカメラを任せたいという。十三年前、小学校の講堂で行われた教育界の重鎮・正木の講演の最中、教え子だった青年が客席から立ち上がり、小学生を含む300人の前で正木を刺殺。同期も背景も完全に黙秘したまま裁判で無期懲役となった。青年は判決に至る過程で一言、『これは道徳の問題なのです』とだけ語っていた。証言者の撮影を続けるうちに、過去と現在の事件との奇妙なリンクに絡め取られていくが、「ジャーナリズム」と「モラル」の狭間で、伏見はそれぞれの事件の真相に迫っていく。

製品情報

製品名 道徳の時間
著者名 著:呉 勝浩
発売日 2017年08月08日
価格 定価 : 本体800円(税別)
ISBN 978-4-06-293734-4
判型 A6
ページ数 448ページ
電子版製品名 道徳の時間
シリーズ 講談社文庫
初出 本書は2015年8月、小社より単行本として刊行されたものです。

著者紹介

著:呉 勝浩(ゴ カツヒロ)

呉勝浩(ご・かつひろ)
1981年青森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。2015年「道徳の時間」で第61回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。2作目の『ロスト』が第19回大藪春彦賞の候補となる。その他の著書に『蜃気楼の犬』『白い衝動』『ライオン・ブルー』がある。

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