生還者

講談社文庫
セイカンシャ
  • 電子あり
生還者
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内容紹介

ヒマラヤ山脈東部、世界第3位の標高を誇るカンチェンジュンガで大規模な雪崩が発生、日本人登山者7名が巻き込まれる惨事となった。4年前に登山をやめたはずの兄が、なぜかその雪崩に巻き込まれ、34歳の若さで命を落とした。同じ山岳部出身の増田直志は、兄の遺品のザイルが何者かによって切断されていたことに気付く。兄は事故死ではなく何者かによって殺されたのか――?

生存者は絶望視されていたが、高瀬という男性が奇跡の生還を果たす。単独行だった高瀬は、猛吹雪のなか兄たち登山隊に出会い助けを求めたが冷たくあしらわれ、登山隊の加賀谷だけが残って自分を助けてくれたという。行方不明の加賀谷が英雄としてマスコミを賑わせる中、今度は東という男が救助された。東は高瀬が嘘をついていて、加賀谷こそが卑怯者だと証言するのだった。

二人の生還者はどちらが真実を語っているのか? 兄の死の真相を突き止めるため、増田は女性記者の八木澤とともに高峰に隠された謎に挑む!

製品情報

製品名 生還者
著者名 著:下村 敦史
発売日 2017年07月14日
価格 定価 : 本体720円(税別)
ISBN 978-4-06-293710-8
判型 A6
ページ数 384ページ
電子版製品名 生還者
シリーズ 講談社文庫
初出 本書は2015年7月に、単行本として小社より刊行されました。文庫化にあたり、加筆・修正しました。

著者紹介

著:下村 敦史(シモムラ アツシ)

1981年京都府生まれ。2014年に『闇に香る嘘』で第60回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。同作は「週刊文春ミステリーベスト10 2014年」国内部門2位、「このミステリーがすごい! 2015年版」国内編3位と高い評価を受ける。翌年に発表した短編「死は朝、羽ばたく」が第68回日本推理作家協会賞短編部門候補に、『生還者』が第69回日本推理作家協会賞の長編及び連作短編集部門の候補作となった。他の作品に『真実の檻』『難民調査官』『サイレント・マイノリティ 難民調査官』『失踪者』『告白の余白』がある。

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