歴史のかげに美食あり 日本饗宴外交史

講談社学術文庫
レキシノカゲニビショクアリニホンキョウエンガイコウシ
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歴史のかげに美食あり 日本饗宴外交史
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内容紹介

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目次

  • 第1章 マシュー・ペリー―本膳料理に不満を抱いた米国海軍提督
  • 第2章 アーネスト・サトウ―最後の将軍によるフランス料理の饗宴
  • 第3章 明治天皇(1)―天皇が初めてホストを務めた日
  • 第4章 井上馨―ダンスと美食による鹿鳴館外交
  • 第5章 大倉喜八郎―怪物的な政商と帝国ホテルの料理
  • 第6章 ニコライ皇太子―大津事件とロシア軍艦での午餐会
  • 第7章 伊藤博文―河豚の本場で開かれた日清講和会議
  • 第8章 児玉源太郎―旅順陥落のシャンパンシャワー
  • 第9章 村井弦斎―食道楽作家とロシア兵捕虜の交流
  • 第10章 明治天皇(2)―ガーター勲章と宮中晩餐会
  • 第11章 西園寺公望―稀代の食通だった風流宰相
  • 第12章 幸徳秋水―アナーキストの「菜食論」

製品情報

製品名 歴史のかげに美食あり 日本饗宴外交史
著者名 著:黒岩 比佐子
発売日 2018年02月11日
価格 定価:1,023円(本体930円)
ISBN 978-4-06-292476-4
通巻番号 2477
判型 A6
ページ数 256ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書の原本『歴史のかげにグルメあり』は、2008年に文藝春秋より刊行されました。

著者紹介

著:黒岩 比佐子(クロイワ ヒサコ)

1958年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒。ノンフィクション・ライター。図書館へ通い、古書店で発掘した資料から、明治の人物、世相にあらたな光をあてつづけた。
『「食道楽」の人 村井弦斎』でサントリー学芸賞、『編集者 国木田独歩のj時代』で角川財団学芸賞、『パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い』で読売文学賞を受賞。
他の著書に『音のない記憶』『忘れえぬ声を聴く』『明治のお嬢さま』など。10年間で10冊の著書を刊行した。惜しまれつつ、2010年没。

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